韓、航空貨物便が「大繁盛」…仁川空港には貨物が山積みに



  • 17日、米アトランタ行きのアシアナ航空貨物専用機OZ248便が仁川空港貨物ターミナルで100トンの貨物を積んで離陸準備中だ。キム・ホヨン記者]


17日午前に訪問した仁川空港貨物ターミナル。米アトランタ行きのアシアナ航空OZ248便は、仁川空港貨物ターミナルで最後のパレットを載せた。パレットの上には貨物が積み重なって、高さは2メートルほどになっていた。貨物機の中で最も大きなB747機種が小さく感じられるほど、内部は貨物でいっぱいだった。

OZ248便のうしろには大韓航空・アシアナ航空などの貨物機10機が一定の間隔を置いて横一列に立っていた。それぞれの機体の横に搭載を待っているパレットが数十~数百個並んで置かれていた。作業車両は騒がしい音を立てて、その中を休むことなく走り回っている。

航空貨物市場が超好況を迎えた。昨年のコロナ19パンデミックをきっかけに、航空輸送の需要が急激に増加した影響だ。診断キットや防疫用品などのコロナ19関連の製品はもちろんのこと、最近ではコロナ19ワクチンも輸送している。非対面を好む現象で電子商取引市場が急成長し、化粧品や衣類なども多くなった。さらには最近の海運の運賃高騰や船不足などで、多くの大企業が航空運送に目を向け始めた。

貨物ターミナルで会った関係者は、「コロナ19パンデミック以降に少しずつ増え始めた航空貨物量は、今年も着実に増加している」とし、「伝統的に上半期はオフシーズンだが、今年は例年のシーズンに劣らないほど状況がいい」と語った。仁川空港発の貨物のほとんどは、米国に行く。このことから、アメリカ人の消費が増える感謝祭やブラックフライデーの前後がピークに該当する。逆に第1四半期はいちばんのオフシーズンだ。

貨物ターミナルに勤務するアシアナ航空の関係者は、「パンデミック前までは月平均の貨物の売上げは1000億~1200億ウォンに過ぎなかったが、今年の第1四半期は月に2000億ウォン、先月は月に2300億ウォンまで増えた」と言う。続けて「貨物専用機だけでなく、旅客機の座席を取り外した貨物改造機や一般旅客機まで総動員している」とし、「以前は夜12時を前後に一日に10便の貨物機を飛ばしたが、今では量が多くなって朝食から昼食まで一日に計20便を飛ばしている」と付け加えた。

また別の関係者は「米国に行く輸出のほとんどは、サムスン・現代自動車、SK、LGなどの大企業が送る物量」だとし、「半導体や情報技術(IT)機器部品、電気自動車のバッテリーなどが相当数」だと説明した。これとともに「某企業は海上輸送が難しくなったので、船だけで輸送していた車の部品を最近は航空機輸送を開始した」と説明した。

大韓航空とアシアナ航空の貨物事業は1年のあいだに大きな幅で成長した。大韓航空の今年の第1四半期の貨物事業の売上げは、昨年の第1四半期(6476億ウォン)に比べて2倍以上の1兆3530億ウォンに達した。同じ期間のアシアナ航空も3340億ウォンから6107億ウォンに80%以上も売上げが増加した。月平均の貨物機の稼働時間も大幅に増えた。
  • 毎日経済 | ソングァンソプ記者
  • 入力 2021-06-17 19:22:45