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韓国造船各社、今度は海洋プラントに照準…北海やブラジルなど


  • 韓国造船各社、今度は海洋プラントに照準…北海やブラジルなど
  • 過去に現代重工業が建造したFPSOの様子。[写真提供=韓国造船海洋]


大宇造船海洋とサムスン重工業は、最近原油価格の上昇で生き返っている海洋プラント市場に照準を合わせた。今年に入って高付加価値船舶を相次いで受注した国内造船各社は、海洋プラント市場でも成果を継続するのかに関心が集まっている。

28日の造船業界によると最近、大宇造船海洋とサムスン重工業はノルウェー国営石油会社であるエクイノール(Equinor)から北極海の海上油田開発プロジェクトに投入される浮体式石油生産・貯蔵・荷役設備(FPSO)の入札提案を受けた。プロジェクトは進行の初期段階で、まだ入札規模と日程などは確定していないことが伝えられた。

業界では今回のFPSOの全体的な発注規模は、1兆ウォンをはるかに超えるものと見ている。早ければ入札は年内に、建造契約は来年に行われるものと予想される。現在、大宇造船海洋とサムスン重工業は入札への参加と方法などを検討していると伝えられた。入札に参加することになると、それぞれコンソーシアムを構成する可能性が高い。

海洋プラント市場が回復する兆しを見せており、業界の期待感も高まっている。最近、大宇造船海洋はブラジル最大のエネルギー企業ペトロブラス(Petrobras)から、ブラジルのリオデジャネイロの南東海上に設置されるFPSO 1基を受注した。全体の発注規模は約2兆6000億ウォンで、このうち大宇造船海洋の受注額は約1兆950億ウォンだ。

これに先立って韓国造船海洋の子会社である現代重工業は、同じくこのプロジェクトからFPSOを1基受注した。
  • 毎日経済 | ソン・グァンソプ記者
  • 入力 2021-06-28 19:27:59




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