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SKハイニックス、DRAM開発情報を集めた「DAM」構築


SKハイニックスは中核事業であるDRAMの開発能力を一点に集めるDAM(ダム)システムを構築した。

SKハイニックスは30日、開発者らのDRAM開発データに対するアクセス性を引き上げるためのデータストレージシステム「DAM」の構築を去る24日に終えたと明らかにした。河に設置されたダムが、河川から集まった水流を一点に集中して電力生産から観光資源まで多用途に活用できるようにするように、SKハイニックスの「DAM」はDRAMの開発に必要な情報を蓄積・保存して、製品設計と品質改善に活用できるようにするシステムだ。

SKハイニックスの関係者は「社内の開発者は誰でもいつでも、容易にアクセスできる情報提供システムをこの機会に確保した」とし、「開発者らは新たな付加価値を創出できるだろう」と説明した。

SKハイニックスはシェアを基盤にして世界第2位のDRAM製造企業だ。 SKハイニックスはDRAMの開発工程における効率化を向上させ、超微細プロセス技術に対応するためにさまざまな技術を開発してきた。

SKハイニックスの開発者らはDAMに接続し、効率的にDRAMの設計・開発過程で他の部門と開発者が築いたデータを確保して自身の開発段階に活用することができる。 SKハイニックスは「DAMを通じて蓄積した資料を土台に、DRAMの新製品の品質完成度を高めることができるだけでなく、開発の過程でぶつかる困難を迅速に解消することができるだろう」と述べた。

SKハイニックスは今後、DAMがDRAM開発の過程で重要なシステムとして定着できるように積極的に支援する方針だ。同社はDAMシステムが開発者らに開発の過程で発生する問題とその解決方法を共有することができる土台になると期待している。
  • 毎日経済 | イ・ジョンヒョク記者
  • 入力 2021-06-30 19:32:27




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