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LG電子、今年は歴代最大の実績を予約…事業構造再編の効果


LG電子は今年初めて年間売上げ70兆ウォンと営業利益4兆ウォンを突破すると予測される。痛む指だったスマートフォン事業から撤退したことに続き電装事業の強化など、昨年から続いてきた事業構造再編の効果が本格的に業績に反映されているという観測だ。

7日の証券業界によると、今年のLG電子は約71兆2000億ウォンの売上高と4兆6000億ウォンの営業利益を記録するものと予想される。これは歴代最大の売上高(63兆2620億ウォン)と営業利益(3兆1950億ウォン)を記録した昨年の実績をもう一度更新するものだ。

LG電子は家電とテレビ、自動車部品、企業間取引(B2B)事業などを中心に、事業ポートフォリオをさらに高度化する計画だ。特に主力事業では空間インテリア家電の「LGオブジェコレクション(LG Objet Collection)」とOLEDテレビなどが善戦を続けるだろうとの見通しだ。

業界ではLG電子が米ワールプール(Whirlpool)との実績格差をさらに広げ、生活家電の世界1位を占めるだろうという期待感が高まっている。昨年の年間売上げはワールプールが6000億ウォンほど上回ったが、LG電子は第1四半期の約5000億ウォン上回ったことに続き、第2四半期にも1兆ウォン以上の差をつけるだろうと分析されるからだ。ワールプールの第2四半期の売上げは5兆6000億ウォン水準と推定される。

これまでワールプールは年末割引行事の「ブラックフライデー」で実績を引き上げてきており、LG電子は「上高下低」の売上げの流れを見せて毎年ワールプールに年間1位の座を奪われた。しかし今年は上半期の大きな格差を広げ、LG電子が年間売上高でも初でワールプールに先んじる適時だという分析が出ている。

未来成長動力である電装事業は、下半期に黒字転換が期待される。新規合弁会社である加LG Magna e-Powertrain(LGマグナ・パワーイートレイン)は、今年は5000億ウォン台の売り上げを記録するものと予想される。車載照明事業を営む子会社の豪ZKWは、今年は12億ユーロ(約1兆6200億ウォン)の売上げを記録するものと見られる。

B2B事業も最近は積極的に医療用画像機器市場を攻略するなど、果敢な投資に乗り出している。
  • 毎日経済 | パク・チェヨン記者
  • 入力 2021-07-07 19:14:16




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