韓SMグループ、サンヨン自動車買収戦に名乗りを上げる



  • 双竜自動車「コランドR-Plus」 [写真提供=双竜自動車]



韓SM(サムライミダス)グループが双竜(サンヨン)自動車の買収戦に名乗りを上げた。30日の投資銀行(IB)業界によるとSMグループはこの日、サンヨン自動車買収意向書(LOI)を提出することを決定した。

SMグループは未来の自動車市場に関心が深いと伝えられる。自動車部品会社のナムソンアルミニウムなどを前面に出してサンヨン自動車を買収すると、電気自動車市場に本格的に進出することができるものと予想される。 SMグループは2010年にもサンヨン自動車に対する買収意志を表わしたことがある。

SMグループの高位関係者は、「サンヨン自動車は韓国の消費者が愛情を持つ自動車」だとし、「わが社が再生させて海外に進出するのがスジで、外国企業が買収してシナジー効果を出すことができるとは思わない」と語った。この関係者は「わが社が買収して事業を適切に生かすことができるか、長いあいだ悩んできた」とし、「今後はSM商船の株式公開(IPO)を介して入ってくる資金などを活用すれば、買収代金は充分に整えることができる」と付け加えた。続いて「サンヨン自動車を買収すれとなれば、新しいスタイルに置き換えなければならない」とし、「消費者が誇りを持つほどにうまく作る」と説明した

有力買収候補にあがっていた韓エジソンモーターズ(EDISON MOTORS)も、この日に買収意向書を提出した。エジソン・モーターズのカン・ヨングォン会長は毎日経済新聞との通話で、「経営参加型私募ファンド(PEF)運用社のキーストンプライベートエクイティ(キーストンPE)とサンヨン自動車の買収に参加することになった」とし、「カン・ソンブ代表のPEF(プライベート・エクイティ)運用会社KCGIが買収に参加することも打診している」と語った。

エジソン・モーターズは先立ってKCGIにサンヨン自動車買収の共同参加を提案している。電気自動車市場で一段階跳躍を夢見るエジソンモーターズは、投資業界のネットワークがしっかりしたKCGIを財務的投資者(FI)として招請し、サンヨン自動車買収競争で優位を占めるという目的とみられる。カン代表は、エジソン・モーターズとコンソーシアムを構成するかどうかを決定するためには妥当性を検討する時間が必要だという意見を伝えたことが伝えられた。

自動車業界ではサンヨン自動車買収のために、3900億ウォン規模の公益債券などを含めて8000億~1兆ウォンが必要だろうと試算している。このことから、エジソン・モーターズのほかにもいくつかの戦略的投資者(SI)がPEFなど、FIとのコラボレーションの可能性を打診すると予想される。

サンヨン自動車は公開競争入札方式で会社再生計画の認可前買収合併(M&A)を進めている。この日、売却主管社のEYハンヨンは買収意向書(LOI)を受け付けて、9月に優先交渉対象者を選定する。 10月までに価格交渉を終えて、11月には契約を締結する予定だ。
  • 毎日経済 | ソ・ドンチョル記者/パク・チャンヨン記者
  • 入力 2021-07-30 11:31:25