トップ > 数字経済 > 企業 > 韓ポスコケミカルとOCI、陰極材素材の国産化で協業

韓ポスコケミカルとOCI、陰極材素材の国産化で協業


ポスコケミカルとOCIが手を取り合って、二次電池の核心素材の国産化に乗り出す。ポスコケミカルは素材の国産化を通じた事業競争力の強化に乗り出すことができるようになり、OCIは2次電池分野への進出のための基盤を整えることになる。

ポスコケミカルとOCIの合弁会社ピーアンドオーケミカル(P&O Chemical)は26日、二次電池の核心素材である負極材コーティング用ピッチの国産化に乗り出すと明らかにした。

ピーアンドオーケミカルはポスコケミカルとOCIが51代49の持分で2020年に設立した、過酸化水素の生産合弁会社だ。今年1月、全羅南道光陽市に年産5万トンの過酸化水素の生産が可能な工場の着工に乗り出して素材事業を開始した。

ピーアンドオーケミカルは総745億ウォンを投資して2024年から年産1万5000トン規模の「高軟化点ピッチ」を生産する計画だ。高軟化点ピッチとは融点の高いピッチで、石油を蒸留したときに発生する残留物を熱処理して製造する。二次電池の効率と寿命を向上させるために、陰極材の表面をコーティングするために使用される。
  • 毎日経済 | ウォン・ホソプ記者
  • 入力 2021-08-26 17:20:21




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア