現代自 、軽SUV「キャスパー」年内に出荷…「MZ世代」を積極攻略


  • 現代自動車が年内に出荷する軽SUV「キャスパー」。 [写真提供=現代自動車]


現代自動車は「2030」の若い消費者層(MZ世代)に照準を合わせて、新規モデルとサービスを出荷する。 現代自動車は去る1日、国産スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)のうちで初の軽自動車である「キャスパー」のイメージを公開した後、年内に発売する予定だと明らかにした。

「キャスパー」はスケートボードを裏返して着地する技術を意味する言葉で、新社会人を狙ったエントリーレベルのSUVだ。価格帯はまだ確定していないが、1000万ウォン前後で出てくる見通しだ。特にこのモデルは現代自動車と光州広域市が今年4月に発足させた光州グローバルモーターズ(GGM/光州型雇用事業の一環)で生産するモデルだ。

また、GGMはキャスパーの全量をオンラインでのみ販売する方針で、これも若い層を狙ったという評価を受けている。米国・欧州とは異なり、国内の自動車市場ではこれまでインターネット販売はほとんどなかった。一方で、独ベンツなどはオンライン販売の比率を拡大し、若い消費者層をひきつけることに注力している。現代自動車の関係者は「コロナ19以降に増えた非対面の消費傾向に対応し、キャスパーの主要顧客として予想される若い顧客にはデジタル化した新たな購入体験を提供しようとオンライン販売を導入するつもり」だとした。

  • 現代自動車がROBLOX(ロブロックス)に設けた仮想体験空間「現代モビリティアドベンチャー」。 写真提供=現代自動車



何よりもキャスパーは軽SUVであるため、軽自動車として得るさまざまな特典も受けることができ、生涯で最初の車を購入しようとする若い会社員たちに人気を集める見通しだ。

テールゲートハンドルの場合はウィンドウの横に隠された形で配置されて、さながらクーペタイプのような感じを与える。イ・サンヨプ現代デザイン担当専務は「キャスパーは個性を追求する世代を狙ってデザインされた車両で、世代間で共感をもたらすエントリーレベルSUVの新しい基準を示すことになるだろう」と説明した。

現代自動車はオンライン販売に先立って、1日からキャスパー専用のインターネットホームページ(casper.hyundai.com)を開設した。事前に購入を予約する「先行予約イベント」なども準備する予定だ。

これまで車両生産時にメタバース技術を活用してきた現代自動車は、そもそも顧客の仮想体験空間まで用意した。現代自動車は米国最大のメタバースプラットフォームであるブロックズに、完成車メーカーとしては初めて顧客の仮想体験空間を用意した。

現代自動車はブロックスの中に「現代モビリティアドベンチャー」というメタバースを設けた後、計5つの仮想空間を用意する。まずは1日から試験サービス「オープンベータ」が始まった。仮想空間は未来モビリティ都市、フェスティバル広場などから先に公開され、来月の正式開設時からエコフォレストなどのスペースが追加される。

ユーザーは仮想世界で車を運転したり、都心航空交通(UAM)や目的基盤車両(PBV)、あるいはロボットなどの現代自動車の未来型車両をメタバースコンテンツとして体験してみることができる。仮想体験ができる車両は、ポーターや大型商用車を除くほとんどの現代自動車のモデルとなる見込みだ。オープンベータ期間には韓国語と英語を基本的に提供し、10月の正式開設時にはスペインも追加する計画だ。
  • 毎日経済 | ソ・ジヌ記者
  • 入力 2021-09-02 09:46:31