LG化学、韓ダンソク社と水素化植物油の合弁法人設立

バイオ燃料の生産工場を建設 


  • LG化学は去る2日、バイオディーゼル(Bio Diesel)専門企業のダンソク産業と手を組んで、次世代のバイオ燃料である水素化植物油(HVO)の合弁工場設立に乗り出すと明らかにした。LG化学のノ・グンネ石油化学事業本部長(副社長・右)とダンソク産業のハン・スンウク会長が記念撮影をしている。 [写真提供=LG化学]



LG化学は航空燃料や石油化学プロセスの原料などに使用できる、第2世代のバイオ燃料を生産する工場を建設する。

去る2日、LG化学は韓ダンソク(DANSUK)産業と「水素化植物油(HVO)の合弁法人設立のための主要条件合意書(HOA)」を締結したと発表した。両社は来年の第1四半期に本契約を締結し、2024年までに工場の建設を完了する計画だ。

国内にHVOの工場が設立されるのは初めてだ。 HVOは廃食用油やパーム副産物などの植物性原料に水素を添加して製造する、次世代のバイオ燃料だ。メタノールを添加して作る第1世代のバイオディーゼルとは異なり、低温での使用に適している。

既存のバイオディーゼルは、低温で運航する航空機などには使われなかった。また化学プラントで使用する際も、寒い天候では燃料噴射ノズルや燃料フィルタなどが詰まって使用が難しかった。

LG化学は化学プロセスで使用できる親環境原料の供給先を確保していたなかで、次世代バイオ燃料市場に事業領域を拡大しようとするダンソク産業との利害関係が一致して協力することになったと説明した。

LG化学は化学工場から出る水素と工場の用地および化学プロセスの経験などを提供し、ダンソク産業はバイオディーゼル能力を提供する。ダンソク産業は国内で唯一、バイオディーゼルを米国と欧州に輸出できる企業だ。

LG化学は今回設立した工場で生産されたHVOを活用し、植物性原料をベースにしたバイオ製品の生産を拡大する計画だ。 HVOはLG化学が生産するバイオ高吸水性樹脂(SAP)・高付加合成樹脂(ABS)・ポリ塩化ビニル(PVC)などの原料として供給される。
  • 毎日経済 | チェ・グンド記者
  • 入力 2021-09-02 17:32:56