SK、中国のレンタカー事業を日トヨタに売却…中国から撤収か


SKグループの中国持株会社であるSKチャイナは、中国でのレンタカー事業を日本最大の自動車企業であるトヨタに売却した。 今年、SKチャイナは北京のSK大厦(SKタワー)売却に続いて中国のレンタカー事業からも撤退し、本格的に中国事業を再編するのではないかという観測が提起される。

7日の中国産業界によると先月、SKチャイナはSKレンタカーの株式100%を日トヨタに売却した。売却代金は500億ウォンを上回る水準であることが伝えられた。今回の売却作業に参加したある関係者は「中国でのSKレンタカー事業は毎年10億ウォン以上の収益を出したが、中国事業の比率を減らすというSKグループ本社の指示により、けっきょくSKチャイナが売却を決定したと聞いている」とした。

特にトヨタはSKレンタカーの買収に強い意志を見せたことが分かった。トヨタは中国で単純な自動車販売を越えてモビリティ企業として定着するという目標を持って、レンタカー会社を積極的に買収している。

今回の売却でSKグループはこれまで10年間、中国市場で推進してきたレンタカー事業から完全に手を引くことになる。 SKは2011年に錦湖グループから錦湖レンタカーを買収し、中国のレンタカー市場に進出した。

中国のレンタカー市場が急速に成長すると予想したSKグループは、2016年に中国SKレンタカーの保有車両台数を10万台に拡大し、中国レンタカー市場の中核プレイヤーとして育成するという計画を出した。しかし事業がなかなか成長軌道に上がらなかったし、保有車両も最大で5000台を越すことはなかった。

SKチャイナが中核事業部門であったレンタカー事業から手を引くことで、不動産などの事業領域が大きく減ることになった。さらにSKチャイナは去る6月、核心的な拠点建物であった北京SKタワーも中国の和諧(ホシェ)健康保険に売却した。

このようにSKチャイナが継続して資産を売却し、中国業界ではSKグループが中国事業の縮小に乗り出したという分析が出ている。しかしSKチャイナの関係者は、「レンタカー事業と北京の建物の売却で確保した資金は、中国内の有望なスタートアップへの投資などに使用される予定」だとし、「中国事業を縮小する計画は持っていない」と明らかにした。
  • 毎日経済 | 北京=ソン・イルソン特派員
  • 入力 2021-09-07 23:11:19