ハンファQセル、スペインで太陽光発電所を建設

欧州市場攻略に拍車 

ハンファソリューションQセル部門は10日、スペイン南部のヘレス・デ・ラ・フロンテーラ地域に50㎿(メガワット)規模の太陽光発電所を建設し、運営と維持管理を引き受けると明らかにした。 50メガワットは約7万人が1年間家庭で使うことができる電力量だ。

ハンファQセルは当初、この地域の太陽光発電事業の開発権を早期に確保した。その後、昨年6月に英国の再生可能エネルギー開発会社であるネクストエネルギーキャピタル(NextEnergy Capital/NEC)との利害関係が合致して、株式の100%をNECに渡した。そして英NEC側が発電所の建設運営をハンファQセルに委託したことで、ハンファQセルが設計・調達・施工(EPC)と運営・維持管理を行うことになった。

ハンファQセルは来年の第3四半期までに発電所を竣工する計画だ。ハンファQセルの関係者は「スペインの太陽光発電所プロジェクトを成功裏に遂行し、ヨーロッパ内で総合再生可能エネルギー企業としての地位を確固たるものにしたい」と語った。

ハンファQセルは再生可能エネルギーのグローバル事業権を15GW(ギガワット)確保している。このうちスペインとポルトガルを含むイベリア地域での事業権は5ギガワット規模だ。特にハンファQセルが集中するスペインは、太陽光発電はグリーンエネルギーの成長動力としても位置づけられている。スペインの太陽光発電協会によると昨年、スペインには計3.4ギガワットの太陽光発電装置が新規に設置された。 2019年に4.2ギガワットを設置したことに続いて毎年3ギガワットを超えており、再生可能エネルギーの導入に積極的に乗り出している。

ハンファQセルは最近、フランスの再生可能エネルギー専門開発企業であるRES(RES Mediterranee)の株式100%を取得し、RESフランスが持っていた5ギガワットのフランス地域の太陽光・風力発電所の開発事業権も確保した。 RESフランスが所有していた事業権の半分以上は陸・海上の風力発電事業だ。ハンファQセルはこれらを活用して、太陽光や風力を組み合わせた再生可能エネルギーの開発と新事業にも進出する計画だ。
  • 毎日経済 | チェ・グンド記者
  • 入力 2021-09-10 17:33:52