韓バイオ企業、コロナ変異ウイルスの迅速診断キットを出荷



診断キット企業のコジェンバイオテック(KOGENEBIOTECH)はコロナ19のラムダ変異やミュー変異ウイルスを含め、世界保健機関(WHO)が指定した重要変異9種を1時間以内に鑑別する「パワーチェック変異診断キットVer.2.0」を出荷する。

同社は去る5月に開発したコロナ19の変異診断キットが懸念変異と関心変異およびその他の変異12種(種)を検出したならば、今度はWHOが指定した懸念変異4種に関心変異5種を集中的にチェックする。最近はラムダ変異とミュー変異ウイルスに対する検査開発のニーズが高まっているだけに、重要な変異の検出に焦点を当てたものだ。

14日のコジェンバイオテックによると、今回の変異診断キットは同社が2010年に開発した「米の品種と原産国検定法」に採用した複数のSNPマーカーに対する分析技術を活用した。 SNPマーカーの分析技術は2014年に科学技術褒章を受賞した技術で、280以上の米の品種を迅速に区別・検定できる。 SNPマーカーの分析技術を利用して、数多くのコロナ19変異ウイルスの主要部位だけを選別して検査するために最小限の労働力と試薬そして時間が投入される。

コジェンバイオテックのナム・ヨンシク代表(写真)は「コロナ19の感染力を増加させたり、ワクチンと治療効果に影響を与えることができる核心要因である受容体結合部位(RBD)と関連した変異に重点を置いている」とし、「国際的な機関で発表する誘電体の情報を監視しながら、新規変異株の鑑別製品を今後も続けて出荷したい」と明らかにした。

この製品は去る10日から日本とヨーロッパおよび中東10カ国の保健当局と疾病管理センターや臨床機関などでの性能評価のための輸出が開始された。今後は60カ国以上に輸出国が拡大される予定だ。特に南米を中心に拡散している「ミュー変異」に対応し、中南米市場の攻略にも拍車をかける計画だ。

コジェンバイオテックは国内に流入していない新種感染症への備えも行っている。最近インドやマレーシアなどで発生したNipah(ニパ)ウイルスに注目するのが一例だ。ニパウイルスは致死率が最大で75%に達する危険感染症で、コジェンバイオテックはすでに昨年に診断キットを開発した。
  • 毎日経済 | キム・シギュン記者
  • 入力 2021-09-14 17:09:41