サンヨン自の買収戦、エジソンモーターズなど3カ所が参加


雙龍(サンヨン)自動車の買収戦に変化が生じた。終盤でSMグループが不参加を宣言した中で、有力候補群のうちでエジソン・モーターズだけが買収提案書を提出したからだ。サンヨン自動車と売却主幹事であるEYハニョン会計法人は15日に買収提案書を受領した結果、エジソン・モーターズは提案書を提出したがSMグループは参加しなかった。その代わりに電気自動車とバッテリー製造社のELB&T、米国の電気自動車関連企業INDI EV(インディEV)などが参加した。

当初はサンヨン自動車の買収に強い意志を見せたHAAHオートモーティブが新たに設立したCardinal One Motors(カーディナルワンモーターズ)も不参加だった。業界ではカーディナルワン・モーターズが財務的投資家(FI)の確保に失敗し、参加を放棄したものと見ている。

SMグループの関係者は、「SMグループのサンヨン自動車正常化計画は、親環境自動車に移っていく世界の自動車産業のトレンドと多少乖離があると判断し、熟慮の末に不参加を決定した」と述べた。 このことから、エジソン・モーターズが価格交渉を通じて、実際の買収者として選定されるかに関心が高まっている。

サンヨン自動車とEYハニョン会計法人は買収希望価格と資金動員力などを考慮して、早ければ今月末に優先交渉対象者一社と、予備交渉対象者一社を選定する計画だ。10月末か11月初めに本契約を締結することを目指している。買収代金と主要契約条件に対する交渉を経て、11月中に投資契約を締結することが目標だ。サンヨン自動車の公益債券(約3900億ウォン)と今後の運営費などを含めると、実際に必要な買収金額は約1兆ウォンと推定される。

国内電気バスの専門メーカーであるエジソン・モーターズは具体的な買収希望価格を明らかにしなかったが、5000億~6000億ウォン台を書いて出したものと推定される。すでに個人投資家などから2700億ウォンを確保し、コンソーシアムを構成したプライベート・エクイティKCGI・キーストーンプライベートエクイティ(PE)から4000億ウォンほどを投資されたと伝えられた。

エジソンモーターズのカン・ヨングォン会長は「キーストーンのソン・チャンベPE代表とカン・ソンブKCGI代表は、デザインと品質をそなえて価格競争力に優れた電気自動車を開発し、サンヨン自動車をテスラやGMなどの世界的な自動車企業との競争に勝つことができる未来の自動車会社にするという新しい抱負に同意して参加した」とし、「買収資金や運転資金などで1兆~1兆5000億ウォンを集めることができる」と明らかにした。

カン会長は続いて「特殊目的法人(SPC)を設立してサンヨン自動車を買収した後、来年から有償増資を通じて毎年2000億~3000億ウォンずつ追加で投資して、3~5年以内に黒字に転換させる計画だ」と説明した。同氏は「サンヨン自動車と一緒にヨーロッパやアメリカの企業を買収し、韓国と海外でそれぞれ30万台ずつ生産・販売できる世界的な電気自動車会社にするという壮大な計画を持って買収を推進するつもり」だと強調した。

エジソン・モーターズは買収提案を通じて、2030年までに新型電気自動車30モデルを生産・販売するなど、サンヨン自動車を電気自動車メーカーへ切り替えるという目標を提示した。買収時には早ければ2022年の下半期に電気自動車「スマートS」を最初に出荷する計画だ。
  • 毎日経済 | ソ・ドンチョル記者
  • 入力 2021-09-15 19:25:28