現代重工、時価総額10兆に迫る…コスピで「造船隊長株」に


  • 写真=現代重工業


現代重工業は有価証券市場(コスピ)進出と同時に、造船銘柄で1位に上がった。

親会社の韓国造船海洋を超える時価総額を持つことになったわけだ。上場初日の終値は公募価格との比較で2倍近く高く形成され、堅調な流れを見せた。

有価証券市場で17日、現代重工業の上場初日の株価は11万1500ウォンで取引きを終えた。公募価格は6万ウォンだった点を勘案すれば、公募株を割り当てられた個人株主が86%に近い収益率を収めたわけだ。終値は始値に比べて0.45%高かった。

現代重工業の初値は公募価格との比で約85%高い、11万1000ウォンだった。開場直前には1株あたり12万ウォンで買収残量が100万株ほど積もっていて、束の間だったが「タサン(新規上場株が大当たりすること)」の期待感を育てた。しかし、場が開かれた直後に停買いが滞しはじめたことによって「タサン」のうちの「タ(始値が公募価格比で2倍に形成される現象)」を成すことができなかった。投資銀行(IB)業界の関係者は「上場直後の流通比率だけを考慮すれば、タサンのタ程度の始値は充分に予想できた」とし、「重厚長大産業という偏見を乗り越えて、初日の株価の流れは悪くなかった方だ」と語った。

一時は初値との比較で18%も急落して1株9万1000ウォンまで落ちたが、すぐに強気に切り替わった。

この日に外国人は1069万334株を売り越したが、個人と機関が買い越し行列を見せて株価を引き上げた。取引き量は1726万1580株で、流通可能な量(1440万株)を上回った。

現代重工業の上場初日の株価の流れは、期待以上だという評価が支配的だ。各証券会社のアナリストが提示した目標株価も、早々に飛び越したからだ。新韓金融投資は先月27日、現代重工業の「買い」意見とともに、目標株価を9万ウォンで提示した。

メリッツ証券は上場直前日(16日)に発刊した報告書に、目標株価を11万ウォンで書いた。メリッツ証券のキム・ヒョン アナリストは、「コンテナ船の運賃高騰が発注に拡散して受注が改善されており、新造船の価格指数も2010年以来の高値」だと分析した。NH投資証券のチェ・ジンミョン研究員も「競合他社に比べて優れた競争力を備えているうえに、比較的低価格で株式市場に進出した」と評価した。

現代重工業は上場と同時に、造船銘柄の時価総額1位(9兆8982億ウォン/17日の終値基準)に登板することになった。有価証券市場全体では42番目に規模の大きい企業になった。これは親会社の韓国造船海洋(7兆4666億ウォン)だけでなく、グループ最上位の支配会社である現代重工業持株(5兆1582億ウォン)よりも大きな規模だ。

市場では現代重工業がコスピ200指数に特例編入されるだろうという期待も出ている。上場後の15営業日のあいだ、有価証券市場の時価総額上位50位以内を維持した新規公募企業はコスピ200の特例編入対象となる。

一方、現代重工業の親会社である韓国造船海洋の株価は前日比で約11%低い10万5500ウォンで取引きを終えた。核心子会社の上場で持株会社ディスカウントを適用されたものと解釈される。韓国造船海洋は現代重工業グループの中間持株会社だ。
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  • 毎日経済 | カン・ウソク記者/ムン・ガヨン記者
  • 入力 2021-09-17 16:46:53