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現代自動車の軽SUV「キャスパー」が人気

予約が今年の生産目標をオーバー 

  • 現代自動車の軽SUV「キャスパー」が人気

  • 29日、現代自動車が本格的に販売を開始した最初の軽スポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)「キャスパー」が道路を走る様子。 [写真提供=現代自動車]



現代自動車初の軽スポーツユーティリティ車(SUV)「キャスパー」は29日、オンライン発表会「キャスパープレミア」を開いて本格的に販売を開始した。

キャスパーは現代自動車が「アトス」の中断後の19年ぶりに出荷する軽自動車だ。労使共生型雇用で注目される光州グローバルモーターズ(GGM)が現代自動車から委託を受けて製造した1号車という象徴的な意味もある。キャスパーは事前契約が始まって10日で、今年の生産目標(1万2000台)をはるかに超える約2万5000台が予約されて突風人気を起こしている。

去る27日、京畿道龍仁市に設けられたキャスパースタジオで「満都の話題」に浮上したキャスパーに初めて対面面した。噂と同じくらいにキャスパーの第一印象は満足だった。パラメトリックパターンのフロントグリルとリアリアランプが未来感を与えた。

車の中に入ると背丈が180センチを少し超える記者が席に座っても、狭いとか運転するのに不便だという感じはなかった。センターコンソールをなくし、ギアノブがダッシュボードに配置されていた。さらにはベンチ型シートを採用しており、運転席と助手席の間を自由に移動することができた。

軽自動車は安全でないという消費者の認識を払拭しようと、特に現代自動車はキャスパーに安全・快適仕様を備え、既存の軽自動車では見ることができなかったSUVスタイルを追求した。軽自動車だが車体構造は高剛性素材で作られ、安全性を確保した。前方衝突と車両離脱防止などの補助機能も基本的に搭載した。

この日に試乗したモデルは「キャスパー1.0ターボインスピレーション」トリムだ。最高出力100PSと最大トルク17.5㎏f・mの動力性能を備えている。ターボエンジンではなく、ガソリン1.0リッターモデルの最高出力はキア自「レイ(RAY)」と同じだ。キャスパースタジオを出発してから安城ICまで、往復50キロメートルを1時間ほど走行してみた。市内区間はもちろん、高速区間でも走行性能は満足のいく方だった。

価格はトリムでスマート1385万ウォン、モダン1590万ウォン、インスピレーションで1870万ウォンなどだ。キャスパーは現代自動車が国内で最初にオンラインで販売する車だ。専用のWebサイト「キャスパーオンライン」で顧客が時間と場所の制約なく車両情報を検索し、購入までをワンストップで可能だ。
  • 毎日経済 | ソ・ドンチョル記者
  • 入力 2021-09-29 19:42:29




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