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SKのバッテリー新会社、1日に発足…社名は「SK ON」か


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1日、SKグループのバッテリー関連の新設法人が発足する。 1962年に油公(ユゴン)を皮切りに石油化学などのエネルギー事業を主力に育ててきたSKグループが電気自動車の時代を迎え、二次バッテリーの専門企業を誕生させるわけだ。最近は米フォードとの合弁会社を立ち上げてバッテリー業界の注目を集めたSKは、企業公開(IPO)や世界市場シェアの強化などの課題が残っている。

30日の業界によると、SKのバッテリー新設法人名は「SKオン(ON)」で、代表取締役にはチ・ドンソプ バッテリー事業部門代表(写真)が有力だ。 SKイノベーションは1日午前に理事会を開き、このような内容を決議する予定だ。

今回の新設法人に異動する人材は1400人にのぼる。既存のバッテリー事業部で働いていた従業員のほとんどが新設法人に異動する見通しだ。

SKイノベーションのバッテリー事業部は組織内で人事と行事、戦略と企画や研究開発(R&D)などすべて揃っている状態であり、一つの独立した会社と変わらない形態で運営されてきた。つまり社内独立企業(CIC)の形を選択して変化に弾力的に対応すると同時に、責任経営を強化しようという趣旨が反映されたシステムだった。

SKバッテリー新設法人の首長として有力なチ・ドンソプ代表は、2020年からSKイノベーションのバッテリー事業部門の代表を務めてきた。チ代表は最近、SKのバッテリー事業と関連する大型案件をうまくリードしたという評価を受けている。特にLGエネルギーソリューションとのバッテリー営業秘密に対する侵害訴訟の過程では、合理的な面が目立ったという評価が出ている。

チ代表は去る2020年10月、ソウル市江南区三成洞のCOEXで開かれた「インターバッテリー2020」イベントで、SKイノベーションのバッテリー事業の分社可能性を最初に言及した。最近、米フォードとの合弁会社設立を終えたSKは米国に5兆ウォンを投資するなど、2025年までに生産能力を200ギガワット時(GWh)以上に拡大するという目標だ。現在の生産能力よりも5倍以上に大きくなる規模で、今後はIPOなどの手順が予想される。

10月から就業制限が解かれた崔再源(チェ・ヂェウォン)SK副会長の役割にも注目が集まっている。チェ首席副会長は崔泰源(チェ・テウォン)SKグループ会長の弟で、SKのバッテリー事業の立ち上げから多くの役割を果たしてきた。財界の関係者は「チェ首席副会長はエネルギー事業全般、またはそれ以上の役割を果たすことができるだろう」と説明した。
  • 毎日経済 | イ・ユンジェ記者
  • 入力 2021-09-30 20:21:54




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