大韓航空のアシアナ買収が遅延…年内は無理か


KDB産業銀行の当初の計画とは異なり、大韓航空のアシアナ航空に対する年内の買収は難しくなった。各国で進行中の企業結合審査が、予想よりも遅くなっているからだ。これによって両社の統合時点も、2023年から2024年に先送りされる。 6日の産業銀行によると、大韓航空とアシアナ航空の企業結合審査を行っている14カ国のうちでトルコ・台湾・タイ・フィリピン・マレーシアだけが結合を承認し、残りの9カ国は審査中であることを確認した。 9カ国は韓国・米国・欧州連合(EU)・英国・豪州・シンガポール・中国・日本・ベトナムだ。問題は9カ国の政府がすべてが、大韓航空とアシアナ航空の企業結合審査を年内に完了するのは難しいということだ。

金融業界の関係者は、「今年はいまや3ヶ月も残っていない時点で、9カ国がすべて今年中に企業結合審査を承認することは難しい」とし、「審査が遅くなり、事実上は大韓航空のアシアナ航空の買収は来年に持ち越される雰囲気だ」とと語った。当初、産業銀行は今年の上半期までに競争当局の企業結合審査の承認を終え、アシアナ航空が大韓航空を対象に1兆5000億ウォン規模の第三者有償増資をするという絵を描いている。

大韓航空にるアシアナ航空の買収後の統合(PMI)の手続きも順延される見通しだ。大韓航空は去る6月末、アシアナ航空の買収直後から2年間の統合手続きを経て、2023年の下半期に統合を終える計画だった。しかし買収時点が半年以上も延期になり、両社の統合も早ければ2024年の上半期ころに完了する予定だ。

一方でこの日、大韓航空労働組合は「危機的状況の克服を通じた雇用の安定と早急な経営正常化という会社の意図に同道する」とし、2021年の賃金引き上げの可否を会社に委任することにした。昨年も大韓航空労組は2020年度の賃金に対して、使用者側と凍結に合意している。
  • 毎日経済 | ユン・ウォンソプ記者/イ・ユソプ記者
  • 入力 2021-10-06 19:22:49