韓TVING「オリジナルKコンテンツでNetflix等と競争」

独立法人化1周年ビジョン発表 

独立法人発足1周年を迎えたティービング(TVING)は、独占コンテンツの力量を育てて国内外の市場を拡大すると発表した。オンラインビデオサービス(OTT)業界で影響力のあるオリジナル(自主制作)コンテンツの確保がプラットフォームの持続可能性を高めるという認識が強くなり、ティービングは親会社であるCJ ENMの人気番組とともにウェブトゥーンやウェブ小説などの国内コンテンツの知的財産権( IP)を活用した新たなアイテムの発掘に注力するという立場だ。最近、ネットフリックスなどの競合他社が国内に投資して制作したコンテンツで世界中の利用者数を増やしたことから、ティービングもオリジナルKコンテンツで海外市場を拡大するという計画だ。

ティービングは18日、発足1周年記念オンライン記者懇談会「ティービングコネクト2021」を開催し、オリジナルコンテンツの確保と海外市場の攻略戦略を発表した。

昨年10月にCJ ENMから分割して独立した法人として発足したティービングは、今年は『女子高推理半』を皮切りに、芸能『信じられないほどの土曜日』の派生作『アイドルディクテーション大会』、ウェブトゥーンを原作とする『シャーク:ザビギニング』と『ユミの細胞』、恋愛リアリティ芸能『乗り換え恋愛』などをリリースし、オリジナルコンテンツを通じた成長の可能性を見せた。ティービングによると、独立法人発足以前と比較して有料加入者は206%増加した。

ティービングは今年制作したコンテンツの後続作を次々とリリースし、継続的な顧客の流入効果を維持していく立場だ。同時にネイバーとの協力関係を基盤にウェブトゥーンとウェブ小説など、大衆性と興行性が検証されたIP基盤のコンテンツも拡張していく計画だ。ウェブトゥーンベ基盤の『ユミの細胞シーズン2』と『内科バクウォンジャン』などが来年に公開される予定だ。

現在はドラマと芸能などに重点を置いたジャンルを、スポーツとアニメーションやドキュメンタリーなどに多角化する戦略も公開された。来年はブンデスリーガと2022 U-23アジア杯などのサッカーリーグとテニスのグランドスラムの一つである全仏オープンを独占中継する。『神秘アパート特別編』の4編のアニメーションや食品ドキュメンタリー『フード・クロニクル』もリリースする予定だ。イ・ジュンイク監督の初のドラマデビュー作である『ヨンド』も来年に公開される。

ティービングは国内のオリジナルコンテンツの能力強化を土台に、2023年までに日本や台湾などのアジア主要国に進出した後、米国と欧州など10カ国にサービスエリアを拡大する方針だ。特に230以上の国でメッセンジャーサービスを提供するLINE(ライン)と了解覚書(MOU)を締結し、海外進出のためのタスクフォース(TF)を稼動させている。

海外市場開拓と同時に、国内ではテレビを活用した市場拡大に乗り出す計画だ。来年からサムスンとLGなど、国内の大手メーカーのスマートテレビでティービングサービスを基本的に支援する予定だ。特にサムスン電子とは、新製品のテレビリモコンにティービング専用ボタンを組み込む協議を進めている。

ティービングのヤン・ジウル共同代表は「日本と台湾は有料購読型OTTが成長し、Kコンテンツの人気が検証されており、今後は東南アジアに拡張可能性を見ることができる市場」とし、「米国はKコンテンツファン層が成長している市場であるだけに、これらの国を優先進出国にする計画」と語った。
  • 毎日経済 | ナ・ヒョンジュン記者/パク・テウィ記者
  • 入力 2021-10-18 17:07:03