韓、ゴルフウェアが人気呼ぶ…MZ世代を中心に



515万人。韓国レジャー産業研究所が試算した、今年の大韓民国ゴルフ人口だ。 2009年の293万人から12年ぶりに、約76%増加した。このうち2030世代は115万人にもなる。最近、MZ世代を中心にゴルフが人気のスポーツとして定着したおかげだ。海外旅行が中断されたことから、緑の芝生のゴルフ場が一つのストレスを解消する窓口として浮上した。社会関係網サービス(SNS)に、フィールドで撮影した認証ショットを上げることもぐんと増えた。いまやまさにゴルフに入門した人を意味する「ゴリニ(ゴルフオリニ:ゴルフ子供)」も流行語となった。

ゴルフ産業の成長でゴルフウェア市場の成長も目覚しい。レジャー産業研究所は、今年のゴルフウェア市場規模は5兆6850億ウォンに達すると予想した。前年の5兆1250億ウォンから約5600億ウォン増えた。来年は6兆3350億ウォンを記録するものと予測される。毎年10%を超える高成長だ。ゴルフウェア成長は国内全体のファッション市場規模と比較するとさらに目を引く。

韓国繊維産業連合会によると、今年の国内全体のファッション市場規模は40兆8783億ウォンと推定される。 2018年の43兆ウォン規模から3兆ウォン減った。コロナ19でアパレル業界が直撃弾を受けたからだ。不況の中でゴルフウェア市場だけが二桁成長を維持したことで、市場全体の15%にパイが大きくなった。

特に「Titleist(タイトルリスト)」「PXG」「J.LINDEBERG(ジェイリンドバーグ)」「G/FORE(ジーフォア)」「St ANDREWS(セントアンドリュース)」などの高級ブランドがゴルフウェアの成長を主導した。主なブランドは去る上半期にすべてが前年同期比で二桁成長を見せた。現代百貨店と新世界百貨店など、ソウル市内の主要百貨店ではゴルフウェアの売上げが50%以上も上昇した。一方でルイカステルとワイドアングルなどのブランドは、MZ世代のデザインと実用性を好む流れを読めずに逆成長の沼に落ちた。

既存のファッションメーカーも、猫も杓子も積極的にゴルフウェアブランドを立ち上げている。チャンピオンとアペセ(A.P.C.)もゴルフウェア進出を宣言した。

ソ・ヨング淑明女子大経営教授は「経済が困難なときに人々が金のような安全資産を見つけるように、消費者がプレミアムブランドを通じて心理的な安定性を感じている」とし、「日常回復まで知ることができない時期であるだけに、プレミアム製品の成長率は続く見通しだ」と分析した。

一部では、ゴルフウェア市場の競争過熱が行き過ぎだという懸念も出ている。現在、国内のゴルフウェアブランドの数は約150種だが、このうち50種が今年に発売されたブランドだ。今年末と来年初めにも約10種のブランドが立ち上げを控えている。それぞれ莫大なマーケティング費用を投入かけただけに、成果を上げられなければ打撃が大きくなるかもしれないだろう。
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  • カン・ヨンウン記者
  • 入力 2021-10-23 23:22:33