LG化学、LFPバッテリーへの進出を策定



LG化学は対内外の経営環境の悪化にもかかわらず、石油化学部門の好調に支えられ、第2四半期も連続10兆ウォン台の売上高を達成した。子会社であるLGエネルギーソリューションの、米GM「ボルト」電気自動車(EV)に対するリコールの合意で、6200億ウォン規模の引当金を積んだ第4四半期には反騰するだろうとの見通しだ。

LG化学は29日、第3四半期は売上げ10兆6102億ウォンと営業利益7266億ウォンを記録したと発表した。前年同期比で売上げは41.4%増えたが、営業利益は19.6%減少した。四半期史上で最大の実績を書いた第2四半期に続き、第3四半期にも10兆ウォン台の売上げを達成したが、GMのボルトEVリコールの影響で営業利益は昨年の第4四半期以降で最低に落ちた。

LG化学のチャ・ドンソク最高財務責任者(CFO)副社長は、「一回限りの要因を除けば第3四半期に営業利益1兆3000億ウォンを創出し、13%水準の営業利益率を達成した」とし、「親環境事業の集中的育成、電池素材事業のさらなる拡大、新薬開発のための臨床投資などを強化していく」と語った。

石油化学部門は世界景気の回復にともなう需要の改善が続き、売上げ5兆6301億ウォンと営業利益1兆869億ウォンを記録した。四半期ベースでの売上げはこれまでの最大規模だ。一方、エネルギーソリューションは売上げ4兆274億ウォンと営業赤字3728億ウォンを記録した。 GMボルトEVのリコール引当金など一回的要因を除けば、2510億ウォン前後の黒字を記録したわけだ。

LG化学の実績はこれまでの3四半期にリコール引当金の設定の影響で揺れたが、第4四半期には石油化学とエネルギーソリューション部門の両輪を中心とした強固な成長が予想される。金融情報会社のエフアンドガイドによると、今年の第4四半期のLG化学の売上げと営業利益は11兆7326億ウォンと1兆2159億ウォンで、前年同期比でそれぞれ31%と925%急増する見通しだ。

一方でこの日、LG化学は親環境素材とバッテリー素材および新薬開発など、3大新成長動力分野にも拍車をかけると発表した。チャ副社長は「米国の生分解性プラスチック、PLA工場を建設するために穀物企業のアーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)と協力方案を議論している」とし、「二次電池分離膜事業は第4四半期中に統合作業を終え、ビジネスを開始する予定だ」と説明した。

またLG化学は最近、米テスラが導入計画を発表したリチウムリン酸鉄(LFP)バッテリー事業を本格化すると発表した。 現在、LFPバッテリーはCATLとBYDなどの中国企業が主力生産する製品で、国内バッテリー3社のNCM(ニッケル・コバルト・マンガン)電池よりも20~30%ほど価格が安いがエネルギー密度が低い。
  • 毎日経済 | パク・ユング記者
  • 入力 2021-10-25 19:34:53