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カカオペイ、コスピ上場で時価総額25兆…公募価格の2倍に


去る3日、コスピ(KOSPI)に上場したカカオペイ(Kakao Pay)は有価証券市場(コスピ)への入城と同時に、時価総額13位(サムスン電子優先株を除外)に上がった。この日、カカオペイの時価総額は公募価格の2倍を形成した。その後、上限に上がる「タサン(上場初日のタブル+上限価格)」は達成できなかったが、公募価格との対比で114.4%上昇した価格で取引きを終えた。

カカオペイは初値の18万ウォンから7.2%上がった19万3000ウォンで取引きを終えた。場の序盤に上限に近い27.78%(23万ウォン)まで急騰したカカオペイはその後、外国人投資家の売りでけっきょく7%台の上昇で仕上げされた。この日、個人と外国人投資家らはカカオペイ株をそれぞれ986億ウォンと1979億ウォンを純売りした。この日、カカオペイの場中の取引き金額は2兆2219億ウォンを記録し、コスピ内で最も多かった。 2位のサムスン電子(8855億ウォン)よりも約2.5倍大きな数字だ。

カカオペイは一気に時価総額25兆ウォンを突破した。現代モービス(23兆9300億ウォン)やクラフトン(23兆1000億ウォン)よりも大きい。金融株の中ではまた別のカカオ金融系列会社であるカカオバンク(28兆2200億ウォン)に続く2位で、KB金融(23兆350億ウォン)などの金融持株会社よりも大きい。

今後の株価上昇動力を得るためには、実績改善という課題が山積している。カカオペイは昨年の時点で179億ウォンの営業損失を出した。 2大株主であるアリペイが持分整理に乗り出すかも関心事だ。カカオペイが今後15取引日のあいだに急落しなければ12月のコスピ200指数の早期編入が可能となり、パッシブ運用を期待してみることができる。

カカオペイは今回の企業公開で調達した資金をデジタル損害保険会社の設立など、自社の成長動力を強化するところに使う予定だ。フィンテック企業の買収・合併(M&A)にも積極的に乗り出す見通しだ。
  • 毎日経済 | チャ・チャンヒ記者
  • 入力 2021-11-03 20:09:59




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