サムスン電子、DDR5をさらに進化…電力効率と速度を高めた新製品



サムスン電子は次世代DRAMと評価されたDDR5をさらに一段階進化させた。従来製品よりも情報処理速度は1.3倍速く、電力効率は20%改善した新製品を公開した。

サムスン電子は9日、業界初で「LPDDR5X(低電力ダブルデータレート5X)」を開発したと明らかにした。今回の新作は次世代スマートフォンやタブレットPCに主に使用される予定だ。

サムスン電子は来年からLPDDR5X DRAMを本格量産する計画だ。DDR5 DRAMは、現在PCとサーバーに使われているDDR4よりも転送速度と容量が2倍ほど速い。いま現在最も普及しているDDR4は、2013年に出荷された製品だ。

データセンターや企業向けサーバー市場などにDDR5の生態系が定着する来年から、本格的なDRAM規格の世代交代が起こる見通しだ。

サムスン電子は先月、業界初の極紫外線(EUV)プロセスを適用した最尖端DRAM DDR5の量産に入った。専門家らはDRAM市場で1位を走っているサムスン電子がDDR5の量産に入ったことで、市場の版図が変わると予想している。

サムスン電子はこのような変化に合わせて今回の製品には業界最尖端の14ナノメートルプロセスルールを適用し、速度はもちろん電力消費も減らすことができる差別化された競争力を実現した。 LPDDR5Xの動作速度は、現存するモバイルDRAMの中で最も速い、最大で8.5Gbpsだ。以前の製品であるLPDDR5の動作速度(6.4Gbps)と比較して1.3倍速い。消費電力効率も約20%改善された。

サムスン電子は今回のLPDDR5Xのシングルチップ容量を16Gbで開発し、モバイルDRAMのシングルパッケージ容量を最大64GBまで拡大した。 5G時代の高容量DRAMの需要に積極的に対応するという戦略だ。サムスン電子側は「5G移動通信と人工知能(AI)やメタバースなど、爆発的に成長している未来尖端産業に最適化されたメモリソリューション」だと紹介した。
  • 毎日経済 | オ・チャンジョン記者
  • 入力 2021-11-09 17:30:45