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[単独] サムスン「ギャラクシータブA8」年内発売か

米電波通信委員会の認証を取得 

  • [単独] サムスン「ギャラクシータブA8」年内発売か
  • ギャラクシータブA8のレンダリング画像。写真提供=エヴァンブレスのツイッター


サムスン電子の新型タブレット「ギャラクシータブA8」が米国市場での発売準備を終えた。発売前の最終段階である米国電波通信委員会(FCC)の認証を獲得し、年内発売が有力になった。

毎日経済新聞が確認した結果、17日の米国電波通信委員会のホームページにはサムスンのギャラクシータブA8が登録された。通常は米国内の発売を一ヶ月ほど控えて、電波通信委員会で認証を受ける。

ギャラクシータブAシリーズはギャラクシータブSシリーズの下位モデルで、価格のが安い普及型モデルだ。電波通信委員会に登録されたギャラクシータブA8の最終仕様を見ると、普及型だがしっかりとしたスペックを誇る。バッテリーは7040ミリアンペア時で、7.8W充電をサポートする。ディスプレイは1920×1200解像度の10.5インチパネルが採用された。また最近、ロシアで出荷された「HTC A100」タブレットと同様に、中国ユニSOCのT618チップセットで駆動される。 RAMは3ギガバイトが搭載され、Android 11オペレーティングシステムを使用すると見込まれる。 Bluetooth 5.0接続もサポートする。

業界はサムスン電子がタブレット市場でのシェア拡大のために、普及型モデルに力を入れていると見ている。現在、全世界のタブレット市場はApple(アップル9が圧倒的なシェアで主導している。市場調査会社のストラテジーアナリティクス(SA)によると、今年の第3四半期にアップルはシェア38%で1位を維持した。第3四半期の同社のタブレット出荷量は前年同期よりも15%増え、上位5社の中では最大の上昇幅を記録した。サムスン電子のシェアは17%で、アップルと格差は21%ポイントに達する。

サムスンはギャラクシータブA8を含め、普及型タブレットのラインナップを大幅に増やしている。 6月には「ギャラクシータブS7ファンエディション(FE)」と「ギャラクシータブA7ライト」を公開した。ギャラクシータブA7ライトは20万ウォン台から始まる。ギャラクシータブS7 FEは60万ウォン台後半からだ。ギャラクシータブに「FE」製品を追加したのは、この時が初めてだ。 FEは従来のプレミアム機器の仕様を若干下げて、低価格品として出す製品だ。ギャラクシータブA8の前作であるギャラクシータブA7の出庫価格は、セルラーモデルが35万2000ウォンでWi-Fiモデルが33万ウォンだった。このことを勘案すれば、ギャラクシータブA8も40万ウォン内に価格が策定されると予想される。

ギャラクシータブA8は半導体需給難などによって発売日程は来年に延期されるという見通しが多かったが、最終認証まで終えたことで年内の発売が有力になった。サムスンは今年末、ギャラクシータブA8を皮切りに来年初めの1月にはギャラクシー21 FEを、2月にはギャラクシー22を公開すると見込まれる。
  • 毎日経済 | オ・チャンジョン記者
  • 入力 2021-11-17 19:28:58




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