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Kポップ、アルバム輸出額が2億ドル超え…1年で2倍に

日本への輸出額が最多 

  • Kポップ、アルバム輸出額が2億ドル超え…1年で2倍に
  • KPOPの新星「IVE」/写真提供=STARSHIP ENT


世界を強打したKポップ熱風に支えられ、韓国のアルバム輸出額が史上最高値の年間2億ドル(約2355億ウォン)を突破した。防弾少年団(BTS)を皮切りに、BLACKPINK、TWICE、ESPAなどのK-POPのアイドル歌手たちが続々と米ビルボードチャートに名前をあげて、全世界のアルバム販売につながった。

1日の関税庁輸出入貿易統計によると、今年の1~10月の韓国アルバム輸出額は1億8975万ドル(約2242億ウォン)を記録した。関税庁は、今年の平均月間レコード輸出額が1897万ドル(約224億ウォン)であることを勘案すれば、事実上は去る11月に2億ドルを超えたと明らかにした。 2020年に年間輸出額(1億3620万ドル)が史上初めて1億ドルを超えたことに続き、1年のあいだで2倍に膨らんだ。関税庁の関係者は「先月の世界的な景気回復と韓流ブームに支えられ、食品と化粧品などの韓国文化が盛り込まれた商品の輸出が記録的な成果を出している状況」だとし、「韓流の核心産業にあげられる音楽部門の成果は予想された結果」だと語った。

韓国のアルバム輸出の急増は、コロナ19以降の供給と需要で同時に変化が起きたことが原因としてあげられる。

対面広報が難しくなった企画会社はアルバムのグッズ(商品)化を拡大し、自然に消費者の購買欲求の上昇につながったという分析だ。大衆音楽評論家のチョン・ビョンウク氏は「コロナ19で海外公演やファンミーティングが難しくなり、実物商品に対する消費を促進させる効果があったと思う」と語った。

地域別に見ると、日本への輸出額が6703万ドル(約797億ウォン)で最も多かった。続いて中国、米国、インドネシア、台湾、タイの順で輸出規模が大きかった。これまで韓流が主にアジア圏を中心に消費されたという点から、主要輸出国に米国が含まれるという点は鼓舞的だという評価が出ている。今年10月までの韓国レコードの対米輸出額は3237万ドルで、2020年の輸出額よりも約1.6倍増えた。これを受けて専門家らは、韓国音楽が海外市場に安着した証拠だと評価した。世界の大衆音楽の中心地である北米で人気を得たことで、底辺を広げる能力を育てたという分析だ。
  • 毎日経済 | パク・テウィ記者
  • 入力 2021-12-01 17:54:07




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