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GSリテール、即時配達に乗り出す…カカオとのコラボで


  • GSリテール、即時配達に乗り出す…カカオとのコラボで

  • ソウル市江南区のGS25駅三支店で、配達員が商品を配送している。 GSリテールはモビリティ能力の強化のために、カカオモビリティの株式を買い入れた。 [写真提供=GSリテール]


コンビニ「GS25」を運営するGSリテールは、カカオモビリティに650億ウォンの投資を断行する。GSリテールは国内1位のモビリティプラットフォームとしての地位を確立したカカオモビリティのビッグデータと人口知能(AI)技術の助けを得て、総合物流・流通企業として生まれ変わる計画だ。

GSリテールは1日、カカオモビリティの株式1.3%を買い入れる契約を締結したと公示した。カカオモビリティの道路上のビッグデータを基盤にして、GSリテールの物流ネットワークを高度化できるだろうと見られる。GSリテールの関係者は、「電気自動車(EV)をベースにした環境にやさしい物流、クイックコマース(注文即時配送)、ラストマイル配送(配送業務の最後の過程)、ペット(Pet)タクシーなどでシナジー効果が生じるだろう」と明らかにした。

GSリテールの今回の投資は、総合流通・物流企業に一段階跳躍するためには、注文即時(1時間以内)に品物を配達する「クイックコマース」の力量が何よりも重要だと判断したと分析される。最小限の物流コストで物流最適化効率を生み出すには、モビリティプラットフォームの情報技術(IT)能力が必須だという話だ。

業界によると、配達の民族やクーパンなどの流通・物流業界が最近になって全方位的に飛び込んでいる国内クイックコマースは、いま新しい市場として形成されはじめたところだ。取引額基準で国内イーコマース市場の全体規模が161兆ウォンであり、食品配達市場は17兆ウォンであることに比べ、昨年の国内クイックコマースの取引額はいまはまだ3千億ウォン程度だ。 2019年に事業を開始した業界の代表事業者である配達の民族の「Bマート」サービスは昨年の取引額は1400億ウォンだった。

しかし流通業界ではクイックコマースが2025年までに5兆ウォン以上に拡大し、急成長すると予想する。このことから、GSリテールは今年7月のGSホームショッピングの統合吸収合併以後、総合流通・物流企業への跳躍を宣言し、核心ミッションとしてクイックコマースのサービス基盤を構築すると公言した。全国に広がっている1万5千店のGS25コンビニエンスストアと、330店以上のGSザフレッシュオフライン店舗を中心にすばやい配送を定着させるというわけだ。

まず配達アプリの「ウディール- 注文」サービスで、コンビニとスーパーマーケットの品物を配送する。今年4月には配達代行サービス「ブルーン(VROONG)」を提供中のメッシュコリア(MESH KOREA)の株式19.53%を買収し、今年の8月には配達アプリ「ヨギヨ(YOGIYO)」を、プライベートエクイティ2社とともに8千億ウォンで買収した。今回の協力もこのような総合物流の力量を一段階高めることに目的がある。 GSリテールは「カカオモビリティが配車と道案内、リアルタイム交通量計算、目的地別の案内座標最適化、リアルタイム管制、大容量移動データ処理、移動需要予測などで先行技術力を備えている」と説明した。

特に国内1位の加盟タクシー呼び出しプラットフォームとして市場の90%を占め、大きくしてきたカカオの配車能力は優れたモビリティ技術力として評価されている。これに先立ち、GSリテールがメッシュコリアの株式を買収したことも、AI配車に特化したメッシュコリアの輸送・配送管理システム「ブルーンTMS」の能力を活用するためだ。
  • GSリテール、即時配達に乗り出す…カカオとのコラボで
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  • 毎日経済 | ホン・ソンヨン記者/オ・デソク記者
  • 入力 2021-12-01 17:22:47