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新生「HLクレムーブ」社…自律走行部品の専門企業

マンド社からスピンオフ 

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自律走行専門会社として新しく生まれた「HLクレムーブ(HL Klemove)」は来年、北米市場に進出する。現地の特化戦略と安全性を掲げ、世界の自律走行部品市場を攻略する。

去る8日、京畿道板橋の本社で毎日経済新聞と会ったHLクレムーブのユン・パルジュ代表取締役(写真)は、「来年に米国やメキシコなどの北米地域に工場建設を開始し、中国にも第2工場を建てる計画」だとし、「安全性を掲げた現地化戦略で、海外市場を先取りするつもり」だと語る。

HLクレムーブは自動車の自律走行部品系列会社であるマンド・モビリティ・ソリューションズとマンド・ヘラ・エレクトロニクス(Mando hella electronics)が合併して設立した会社で、去る2日に公式発足した。自律走行時代の変化に合わせて、すばやく動くためにマンド(Mando/万都)からスピンオフした。

「HL」はハルラグループ(Halla Group)のイニシャルから取られ、「クレムーブ」は「クレバー(clever)」と「ムーブ(move)」の合成語だ。自律走行は部品企業として見逃せない市場だ。現在、レベル2(運転者を補助するレベル)自律走行車両に使用される部品のコストが50万ウォンであれば、レベル3(運転者が手をハンドルから離した状態で走行)車両は部品費は10ほど度増加すると予想される。自律走行車の部品市場がそれだけ大きくなるという意味だ。

すでに世界的に自律走行車の主導権争いは始まった。一部では、米テスラのように完成車メーカーが直接すべての部品とソフトウェアを左右する時代が到来すれば、部品メーカーの生存は難しくなる可能性があると懸念している。ユン代表はこれに対して「完成車メーカーは競争者ではなく顧客」だとし、「完成車メーカーと多様なモビリティ企業の自律走行技術によって、HLクレムーブは部品とソフトウェアを提供できる」と語った。

特に重要なことは「現地化(ローカライズ)」戦略だ。米国のニューヨークと中国の北京を走る自律走行車は、互いに機能は異なるほかない。ユン代表は「自律走行システムは地域別の道路体系や交通文化などによって異なる」とし、「HLクレムーブは現地化に集中し、中国やインドなどの各国に合った製品を開発する」と語った。自動車だけでなく、都市交通システム(UAM)や船舶などの多様なモビリティにサービスを拡大することができる。

HLクレムーブは現在は1兆2千億ウォン水準の売上高を、2026年までに2兆4千億ウォンに増やす計画だ。 1800人ほどの従業員数も、同じ期間に2倍に増やす。ユン代表は「世界的な会社と競争しながらも、ニッチマーケット(隙間市場)を攻略するつもり」だとし、「買収・合併の機会も持続的に探す」と語った。
  • 毎日経済 | イ・セハ記者
  • 入力 2021-12-09 17:28:26