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ネイバークラウド、独自通信網を構築…5G特化網事業者に


ネイバークラウドは第5世代(5G)周波数を自身の通信網として直接使用する、国内第1号の特化網事業者になった。新年1月1日から周波数の使用が可能で、ネイバー第2社屋は既存の移動通信社ではなく、独自の5G特化網の構築が可能となる。このことから、今後は5G融合サービスを利用しようとする企業ならどこでも特性に合った5G網を直接構築できる時代も開かれることになった。

科学技術情報通信部は、ネイバークラウドが先月24日に申請した5G特化網周波数割り当てと、基幹通信事業登録を28日に完了したと発表した。政府は1996年の2G通信サービスの時からずっと、移通通信社だけに独占的に周波数を分配する政策を維持してきたが、25年ぶりにその政策を変更したわけだ。ネイバークラウドは、移動通信3社の周波数独占政策を破って導入した5G特化網の最初の事例になった。

5G特化網とは5G通信技術を既存の移動通信の商用網ではなく周波数の共同使用を通じて、特定空間(建物、施設、場所など)に限って企業が導入しようとするサービスに特化したカスタマイズ型ネットワークをいう。特定の環境や用途あるいは範囲に最適化されたネットワーク環境の構築が可能で、スマートシティをはじめとする多様な分野で幅広く活用できる。

今回のネイバークラウドの5G特化網はネイバー第2社屋に構築され、ネイバーラプスが開発した「5Gブレインレス(頭脳のない)ロボット」とともに運用される予定だ。周波数帯域は28GHz帯域を含めた5G特化網の全帯域幅を申請したが、科学技術情報通信部は今後5Gブレインレスロボットが大規模なトラフィックを活用する可能性を見るやいなや、5G特化網周波数の全帯域が必要だと判断し、申請周波数帯域全体を割り当てたと説明した。

ネイバークラウドの今回の周波数割当ての対価は、延べ面積0.1682平方キロメートルの5年間利用条件で1473万ウォンだ。土地・建物単位で周波数を利用する5G特化網特性に適合するように算定されることによって、全国単位の移通周波数に比べて著しく低コストだと科学技術情報通信部は伝えた。

あわせて科学技術情報通信部は5G特化網を「イウム(e-Um) 5G」という新しい名前で呼ぶ計画だと明らかにした。

科学技術情報通信部のチョ・ギョンシク第2次官は「今回の事例で人工知能とロボットやクラウドがイウム5Gを通じて一つにつながったように、すべての機器が接続されて多様な5G融合サービスが活性化されることを期待する」と語った。
  • 毎日経済 | イ・ドンイン記者
  • 入力 2021-12-28 17:29:13