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韓デリシャス社、東大門ファッションで日本市場ねらう


  • 韓デリシャス社、東大門ファッションで日本市場ねらう

  • デリシャスのチャン・ホンソク代表がデリシャス設立10周年記者懇談会で、東大門ファッション市場の競争力について説明している。 [写真提供=デリシャス]


「Kファッションの競争力はデザインと感覚です。両方を備えている東大門ファッションマーケットの圧倒的な競争力を土台に日本市場に進出する計画です」。

去る5日、ソウル市中区貞洞の1928アートセンターで開かれたデリシャス(Dealicious)社設立10周年記者懇談会に参加したデリシャスのチャン・ホンソク代表は、東大門ファッション市場はKファッションと呼ばれる競争力を備えていると強調した。

デリシャスはKファッション卸小売プラットフォーム「シンサンマーケット」と、フルフィルメントサービス「デリバード」を運営するスタートアップだ。チャン代表は「Kファッションは単なる衣類と財貨を越えて、デジタルに転換したKファッション生産クラスタそのものを意味する」と強調した。東大門ファッションクラスターがKファッションという説明だ。

チャン代表は「ファッション製品の生産面では、中国がすでに韓国にほとんど追いついた状況」だとし、「けっきょくファッション産業の競争力はデザインと感覚でなければならない」と語った。続いて「韓国でデザインして中国で生産した服を韓国に再び持ち込んだが、これを中国で再び購入してからメイドインコリアと紹介し、2~3倍の価格で販売するという話を聞いた」とし、「トレンドに合うデザインが重要な理由だが、東大門がこれに最適化されている」と強調した。

ファッション業界を襲ったコロナ19に対しても、危機はむしろ機会だと力説した。これまでの東大門Kファッションの生態系は製品販売を、主に中国の有名インフルエンサー(ワンホン)や海外バイヤーに依存してきたが、コロナ19で彼らの訪韓ができなきうなった現時点が、海外に目を向けて市場開拓に積極的に乗り出す時だという説明だ。

デリシャスが注目するのは、国内ファッション市場の2倍の100兆ウォン規模を誇る日本だ。チャン代表は「日本はKコンテンツの人気とともに、Kファッションに関心が高まっている」とし、「Kファッション生態系と同じ卸売市場がなく、ブランド商品中心に取引が行われている」と語る。続いて「今年の下半期から卸売市場のない日本市場にKファッションセレクションを供給し、小売事業者を本格的に確保して育成する計画」だと付け加えた。

デリシャスは国内卸売ファッション生態系で、卸売業者と小売業者の不便さを解決する目的で創立されたスタートアップだ。 Kファッション卸売取引では1位のプラットフォーム「シンサンマーケット」と東大門衣類の購入から顧客直送までを提供するKファッションオールインワンフルフィルメントサービス「デリバード」を運営している。

創立10周年を迎えたデリシャスの累積取引額は2兆ウォンを突破し、2021年の取引き額は5723億ウォンで前年比36%も成長した。卸売1万1000店以上、小売12万店の店舗が活性化している。デリシャスは最近、13の機関から540億ウォン規模の投資を誘致した。累積投資額は795億ウォンに達する。

シンサンマーケットはデリシャスが2013年にオープンしたサービスで、東大門ファッションの卸売事業者と国内および海外小売事業者を連結する。卸売業者が製品を販売する全過程と、小売業者が製品を購入する全過程をプラットフォーム一つで進めることができる。東大門の卸売事業者10社のうちで8社が加入したプラットフォームで、卸売商品の月平均アップロード数は130万件、累積商品登録数も7600万件に達する。

デリシャスが昨年2月に開始したオールインワンフルフィルメントサービスのデリバードは、取引額が900%も増えた。卸売事業者と小売事業者、そして顧客を一度に結びつけるB2B2Cサービスだ。小売事業者が商品販売のために必要な衣類の買取から検収、在庫管理や顧客直送までの全ての過程をデリバードが代行するため、小売事業者はマーケティングとCS業務にのみ集中できる。

チャン代表は日本を皮切りに中国と東南アジアや米国などの市場も、提携などを通じて進出の方法を模索すると明らかにした。 「中国でもKファッションの需要が大きいことを確認しました。デリシャスは2022年を海外進出の元年とし、Kファッションのグローバル取引き基準を作っていきます」
  • 毎日経済 | イ・ヨンウク記者
  • 入力 2022-01-06 08:35:22