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超大型サムスン金融アプリが14日にリリース、会員数2300万人


  • 超大型サムスン金融アプリが14日にリリース、会員数2300万人
「サムスンという名前から来る重みがある」

全国民の半分以上が使用するサムスンの金融プラットフォームアプリケーション「モニモ(Monimo)」が14日にリリースされる。ネイバー、カカオなどビックテックと伝統金融圏、フィンテック業界が血闘中の金融業プラットフォーム戦争にサムスンが挑戦状を出す予定だ。モニモがリリースされればサムスンは各金融系列会社の顧客を1つのアプリで集めることができるようになる。サムスン金融系列会社の内部ではモニモの潜在ユーザーを2300万人と推算する。超大型金融プラットフォームが登場することによってフィンテック業界とマイデータ市場の勢力図も急変する見通しだ。モニモのリリースを控え金融界でも期待感と共に強力な競争者の登場を警戒する視線が出ている。

金融業界によるとサムスン生命、火災、カード、証券などサムスン金融系列会社は14日、統合アプリ「モニモ」をリリースする。非銀行圏の金融会社が統合アプリをリリースするのはサムスンが初めてだ。

モニモはサムスンカードマイホームアプリを再オープンする形で披露する予定だ。リリース日に、これまで使っていたサムスンカードマイホームアプリをアップデートすればいい。

サムスン金融系列会社はモニモを紹介するためのウェブページや広告なども準備している。モニモのウェブページは、すでに開設されている。ウェブページに入るとコンテンツは非公開だがモニモの青色のM字型のロゴを見ることができる。

モニモは同じプラットフォームで各系列会社の機能をそのまま伝えることに加え資産照会、金融Tip、無料送金、自動振替など既存のトス、カカオペイなどビックテック・フィンテックが提供する手軽な金融サービスを提供する計画だ。また、オープンバンキングや保険料決済などの統合金融サービスはもちろん、自分の車の相場照会や新車見積り、不動産相場照会などの自動車・保険サービス、各系列会社のデータを活用した情報性コンテンツなどを提供する。モニモのプラットフォームで使えるリワード「ゼリー」も注目される。ゼリーは各種決済やアプリ使用時にリワードの形で提供される一種のポイントだ。特にサムスンカードマイホームアプリではゼリーを「お金になる特典ゼリー」と表現しており、これを活用した様々なポイントが貯まることが期待される。実際、ゼリーは発売記念イベントで1億ウォン相当が当選者に支給される予定だ。ゼリーはモニモ内の様々なサービスで活用できる。

モニモのリリースが迫り金融界では緊張感を隠せずにいる。サムスンに先立って新韓(シンハン)やKB金融グループもプラットフォームを構築しているためだ。KB金融グループは昨年10月末、△振替利便性の改善△ホーム画面の個人化△顧客別オーダーメード資産管理の追加など個人適合型サービスの向上に焦点を合わせ「KBスターバンキング」を大々的に改編している。KBスターバンキングアプリで株式売買サービス(KB証券)、簡単決済(KB国民カード)の両方ができる。新韓金融グループは2018年8月に「新韓プラス」をスタートさせて以来、新韓銀行ソル(SOL)、新韓カードプレイ(PLay)などプラットフォームサービスを引き続き追加している。
  • 毎日経済 | チェ・グンド記者
  • 入力 2022-04-11 18:02:24




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