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現代自動車の次世代EVバッテリー、LG・SKが大半を受注


SKオンとLGエネルギーソリューションが現代自動車グループの次世代電気自動車用二次電池の物量を大挙受注し「K電気自動車」、「Kバッテリー」同盟がさらに強固になっている。CATLが中国向け物量の一部を持っていったが、国内バッテリーメーカーが現代自動車グループの米国現地工場の物量まで事実上独占することになった。

4日、バッテリーと完成車業界によるとSKオンはキア自動車が来年発売する予定の大型電気スポーツ用多目的車(SUV)EV9のためにバッテリー単独供給契約を結び納品を準備している。EV9はキア自動車の2番目の専用電気自動車モデルで昨年11月ニューヨークオートショーでコンセプトカーモデルが公開されている。

EV9は、現代自動車グループ専用電気自動車プラットフォーム(E-GMP)をベースにした初の大型モデル電気自動車として期待を集めている。全長が5010ミリメートルで大型SUVのパリセード(4980ミリメートル)をリードする。販売が本格化すればグローバル電気自動車市場でBMW iXのような大型電気自動車との正面勝負が予想される。EV9の走行距離はまだ公開されていないが、480キロメートル以上になる見通しだ。

また、SKオンはアイオニック5の中国・インド・インドネシア・シンガポールへの輸出モデルとアイオニック5・ロボタクシーのバッテリー供給会社に選ばれた。SKオンは年内に発売される予定の中型電気セダンのアイオニック6バッテリーの物量をCATL、LGエネルギーソリューションと共に分け、まだ公開されていない大型SUVのアイオニック7の物量を単独受注したという点を勘案すれば、事実上「アイオニック」シリーズを総なめしていることになる。

バッテリー業界の関係者は「GMのボルトと現代自動車のコナリコールなどの事態前後に現代自動車グループがSKとの協力を強化している」とし「SKオンがハイニッケル三元系バッテリーを供給するものと予想されるが、カソード材料内のニッケル含有量を90%まで引き上げた「 9-1/2-1/2」バッテリーも納品する可能性が開かれている」と説明した。

数年前から現代自動車グループと協力関係を続けてきたLGエネルギーソリューションも、コナ・エレクトリック新型モデルとニロEV新型モデルへのバッテリー供給を準備している。特に現代自動車グループが2024年の量産を目標にしている新型電気自動車(プロジェクト名SV)にもバッテリー納品案を協議していると伝えられているだけに追加受注の可能性もある。

バッテリー業界は今後、現代自動車グループの主力モデルとなる次世代電気自動車の物量を国内企業が供給するというニュースを歓迎する雰囲気だ。現代自動車グループは、これに先立ち2019~2021年にSKオンとLGエネルギーソリューション、中国のCATLをE-GMPバッテリー供給業者に選定した。全体の供給規模は150GWh(250万台)に達するという。

当時、中国のCATLが現代自動車グループの物量を一部受注したというニュースに一部ではK同盟危機説を提起した。しかし、細部モデル別バッテリーの供給会社が確定し国内二大バッテリーメーカーがE-GMP基盤の専用電気自動車はもちろん、従来の電気自動車のフルチェンジモデルまで、ほとんど受注したという事実が確認された。ただ、E-GMPの入札に慎重に参加したサムスンSDIだけが、まだ現代自動車グループのバッテリー供給会社に名を連ねていない。今年末から現代自動車の米国アラバマ工場で生産を控えているサンタフェハイブリッドとGV70電動化モデルにもLGエネルギーソリューションとSKオンの二次電池バッテリーがそれぞれ搭載される。
  • 毎日経済 | パク・ユング記者/ウォン・ホソプ記者
  • 入力 2022-05-04 17:30:16