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ソウル半導体、LED分野で世界最強企業に浮上


  • ソウル半導体、LED分野で世界最強企業に浮上
韓国1位の光半導体(LED)専門企業のソウル半導体がLED分野で世界最強水準の特許技術力を土台に世界市場でも善戦を続けている。一般照明はもちろん、自動運転車、ディスプレイ、殺菌家電など多様な分野で必須の特許技術を保有し第2世代LED産業のグローバルリーダーに跳躍しているという評価だ。

15日、ソウル半導体によると同社のLED関連特許保有件数はなんと1万8000社あまりで世界のライバル会社と比べて圧倒的な技術力を誇る。

特許競争力の優位は優れた実績に直結している。今年5月、市場調査機関オムディア(Omdia)が発表した世界LED市場占有率部門(2021年末基準)で、日本の日亜(Nichia、13.6%)、ドイツのamsオスラム(amsOsram・8.5%)に続き、2年連続3位(6.9%)を達成した。子会社のソウルバイオシスは紫外線(UV)LED分野(2020年末基準)で世界占有率1位(18.7%)を占めた。

ソウル半導体とソウルバイオシス(以下、ソウル半導体グループ)は世界で唯一可視光線から紫外線、赤外線、レーザーダイオード(半導体レーザー)に至るまで、すべての波長のLEDを開発・生産する企業だ。特に基板・チップ・パッケージ・モジュールなどすべてのLED関連製造工程を独自設計して製品を生産する。

同社は革新技術開発のため年間1000億ウォン程度を毎年研究開発(R&D)に投資している。最近、市販されているLEDは1万時間以上の長寿命、150ルーメンパーワット(㏐/W)以上の高い効率、水準の高い色の品質などが要求されるが、このような条件を満たすためにはソウル半導体グループが持つ特許技術が必須だ。

1万8000件の特許のうち、グループ創業者のイ・ジョンフン代表(写真)がR&Dを指揮して開発した特許数だけでも1300件あまりに上る。イ代表が特許開発に集中するのは、特許が尊重される文化が若者に希望を与えると信じているためだ。

イ代表は創立以後30年余り自然光に似た「サンライク(SunLike)」LED照明を作るための特許開発に専念している。すべての生命体は太陽光スペクトル(光の波長による分布)の変化に合わせて24時間活動する生体リズムを持っている。サンライク照明は、このような太陽光の特性をLED照明でそのまま再現した製品だ。

ソウル半導体グループは、未来自動運転車のためのLED技術の開発も活発に進めている。自動運転車は運転者と歩行者の安全のため、相手の運転者や歩行者と疎通するV2X(車両・物間通信)外部ディスプレイが要求される。日光に露出する車両外部にこのようなディスプレイを可視性を高く具現するためには、既存のLCDディスプレイの10倍水準である5000ニット以上の明るさを具現するソウル半導体の「ワイカップ(WICOP)」LED技術が必須だ。

ワイカップLED技術はパッケージングが必要なくLEDチップを基板に直接装着するように設計した技術で、リードフレーム、ゴールドワイヤーのようなパッケージング組立に必要な部品を全く使わないという点が特徴だ。製造原価が低いだけでなく、電力効率が高く一般LEDとは異なり非常に小さく作れるという長所がある。

ワイカップはテレビやタブレット、仮想現実(VR)・拡張現実(AR)機器などに装着される高性能ディスプレイにも必須の技術だ。 UV LEDを活用してウイルスを殺菌する「バイオレッズ(Violeds)」も注目される。
  • 毎日経済 | チョン・ジソン記者
  • 入力 2022-06-15 17:44:37