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現代三湖重工業、LNG船を過去最高の2億4000万ドルで受注


韓国造船3社の主力船種であり、最も高い付加価値を創出している液化天然ガス(LNG)運搬船の受注価格が史上初めて2億4000万ドル(約3080億ウォン)の大台を突破した。

造船業の長期不況による低価格受注競争に加え厚板など原材料価格、人件費上昇まで費用圧迫に苦しんでいた造船業界が収益性回復で一息つく契機を迎えたという評価が出ている。

16日、毎日経済が今年国内造船3社である韓国造船海洋(現代重工業・現代三湖重工業)、大宇造船海洋、サムスン重工業などが最近受注した大型LNG船公示を全数調査した結果、計48隻を13兆1801億ウォンで受注した。各社が受注時点で公示した為替レートを基に算出したドル換算受注総額は106億5981万ドルで、1隻当たりの受注額は平均2億2208万ドルに当たる。LNG17万4000立法平方メートルを運ぶことができる大型船舶を集計した結果だ。今年、1隻当たりの受注価額は、グローバル船舶市況分析企業であるクラークソンズ・リサーチが174K級LNG船の年平均船価を算出し始めた2014年以来の最高値だ。

従来の記録は昨年で1隻当たり2億1000万ドルだった。さらにLNG船の受注規模も増加した。造船3社を合わせて、今年上半期だけで昨年(計68隻)比70.6%をすでに受注した。船価が上昇したにもかかわらず、さらに多くの受注を引き出しているわけだ。

今年、LNG船の受注単価が昨年より5.8%増えたうえ、今年に入ってLNG船価格の上昇傾向が次第に加速化しているという点は鼓舞的だ。

特に15日、現代三湖重工業が受注したLNG船の1隻当たり単価は2億4000万ドルで過去最高値を記録した。今年1月、現代三湖重工業と大宇造船海洋などが受注したLNG船受注単価が1隻当たり2億740万~2億1792万ドルだったが、最近になって急激な上昇傾向を示している。

造船業界はこれまで全世界海運不況、これにともなう船舶価格下落で収益性悪化に苦しめられた。8年前の2014年にはLNG船の船価が平均2億500万ドルに達したが、2018年には1億8200万ドルで11.2%も急落した。人件費など製造費用が上がれば船価が上昇するのが自然な傾向であるにもかかわらず、需要・供給原理によりこれに逆行する船価の流れが現れたのだ。特に最近、厚板価格など原材料価格の上昇で造船業界は受注好況が色あせるほど「逆ザヤ」憂慮に露出された。しかし、主力船種であるLNG船の船価が急騰し、これまでの収益性の懸念が解消される可能性も高くなった。

さらに、最近のドル高も造船業界には良い影響を与えている。1月3日、現代三湖重工業が今年初めてLNG船受注の砲門を開いた時、告示為替レートは1ドル当たり1191ウォン水準だった。しかし、今月15日、現代三湖重工業がLNG船を受注した当時、告示為替レートは1ドル=1286ウォンだった。単純計算すればドル高による為替差益が8%に達するわけだ。
  • 毎日経済 | ハン・ウラム記者
  • 入力 2022-06-16 17:21:49