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カカオ、コンテンツに続いてコマース分野でも海外進出を本格化


カカオがコンテンツに続き、今回は電子商取引(コマース)分野でも海外進出を本格化する。昨年買収したファッションプラットフォーム「ジグザグ(zigzag)」を通じて7月から米国・カナダ・日本のコマース市場から進出することにした。現地人が韓国ファッション・ビューティー関連ブランド商品を買えるよう支援するコマースプラットフォーム事業だ。今年を「グローバル進出元年」としたカカオがウェブトゥーン・ウェブ小説・映像のようなKコンテンツに続きKファッションとKビューティーでも成功を継続できるか注目される。

21日、流通業界によるとカカオの子会社カカオスタイルが7月に公開する「ジグザググローバル」アプリケーション(アプリ)に対する入店提案書を多数の国内ブランドに伝達した。ジグザグはカカオスタイルが運営するファッション・ビューティー中心のコマースプラットフォームだ。国内で累積ダウンロード件数3500万件、月間利用者数370万人、昨年基準で年取引額1兆ウォンを達成した。ジグザググローバルは、国内ジグザグとは別のアプリで公開される。国内ファッション・ビューティーブランドはジグザググローバルに入店し希望する国の顧客に製品を売ることができる。

特にジグザググローバルは、海外販売時の障壁となるグローバル顧客サービス(CS)や物流システム、現地化マーケティングを支援する。現地法人を設立する必要なく誰もが簡単に販路を開拓できるようにし全世界に韓国ファッション・ビューティー製品を販売できる輸出通路を開くわけだ。カカオスタイルは7月、米国・カナダ・日本市場に先に進出した後、ジグザググローバルの進出国を持続的に拡大していく計画だ。

カカオスタイルの関係者は「ジグザググローバルは7月から試験運営を始めるだろう」とし「昨年、日本にファッション電子商取引アプリ「NAUNAU」を公開したが、長期的には全世界のすべての国をジグザググローバルが統合担当する方向になるだろう」と伝えた。

カカオスタイルが今年に入ってグローバル進出に数回言及したが、今回具体的な時期と進出国を確定した。グローバル事業のためにアリババグループ出身のPO(Product Owner)を迎え入れるなど準備をしてきたという。POは新規事業アイテムの発掘、市場調査のような企画から実行まで業務を総括する職責だ。

米国と日本を最初のターゲットに決めたのは該当国家が中国に続き電子商取引規模2・3位を占めているうえに、ここ数年間Kコンテンツが成功しKビューティー・Kファッションブームが起きているためだ。大きなファッションブランド企業の場合、このような傾向に合わせて自主的に進出し成功する事例が増えているが、まだ中小規模ブランドとショッピングモールは海外市場進出に困難を経験している。

カカオはコマースを新しい成長動力であり海外進出の核心資源と見て事業に力を入れている。これまでカカオのグローバル進出は主にウェブトゥーン、ウェブ小説、音楽、映像などKコンテンツが主導してきた。コンテンツだけに重点を置いて多角化が必要だったが、特にファッションはグループ内のKコンテンツ輸出を主導するエンターテインメント事業とシナジー効果を創出しグローバル影響力を高めることが容易だ。

カカオは昨年、コマース事業を強化するため子会社のカカオコマースを再吸収した。また、昨年買収したジグザグ運営会社クロッキードットコムとカカオコマースのスタイル事業部門を加え、合併法人カカオスタイルを発足させた。今年3月にはカカオのナムグン・フン代表就任に合わせて本社に社内機構「コマース委員会」を設置した。ナムグン代表が直接委員長を務め、カカオスタイルのソ・ジョンフン代表とライブコマース系列会社のグリップカンパニー(Grip Company)のキム・ハンナ代表が委員として参加している。
  • 毎日経済 | オ・デソク記者
  • 入力 2022-06-21 17:36:12