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テスナを買収した斗山、食堂や寮から大幅に改善


  • テスナを買収した斗山、食堂や寮から大幅に改善
  • 斗山テスナ西安城事業所を訪れた朴廷原斗山グループ会長(右)が防塵服を着て半導体ウェハーテストの過程を見ている。[写真提供=斗山]



斗山グループの朴廷原(パク・ジョンウォン)会長が最近、新しい家族として迎えた斗山テスナ(TESNA)職員の福祉を他の系列会社水準に高めるよう指示した。テスナは斗山が2年にわたる債権団管理体制を卒業すると同時に買収した国内半導体テスト企業だ。朴会長は5年間で1兆ウォンを投資し、半導体を既存の主力事業であるエネルギー・機械と共に斗山ビジネスの「三頭馬車」にするという構想を明らかにした経緯がある。このような投資の出発点が職員の福利厚生増進であるわけだ。

30日、財界によると、朴会長は最近斗山テスナの西安城(ソアンソン)事業所を訪問し主力事業であるウェハーテストラインはもちろん、食堂や寮など職員福祉施設まで細かく確認した。

ウェハーテストとは、半導体チップが刻まれた円形ウェハーを加工していない状態で納品してもらい、電気・温度・機能試験を進め良品の有無を判断する作業だ。装備テストをした後は顕微鏡で肉眼検査も実施するなど、ややこしくて大変な作業が続く。このような話を聞いた朴会長は職員たちに「大変だろうから目の健康に特に気をつけろ」と頼んだそうだ。

朴会長はテスナ職員の勤務形態が3組2交代で行われ、半導体製作空間である「クリーンルーム」の勤務者は勤務時間中に防塵服を着ていなければならないという話も聞いた。仕事がつらいため、入社後3か月も耐えられず退社する職員が少なくないのが現実だった。

朴会長は、テスナの食堂や寮から大幅に改善するよう指示した。斗山は近いうちにテスナの社内食堂の献立価格を上げ、寮の古い家電を交換する計画だという。工場近くに寮を新築する案も検討することにした。

職員の総合健康診断や互助サービスなども新たに福祉リストに名を連ねた。かつては中小企業の環境上不足していた安全とESG(環境・責任・透明経営)に関する教育も行っている。

このように朴会長が直接、職員の「衣食住」をケアして構造調整の仕上げと同時に大規模投資を断行する理由は斗山テスナが世界半導体テスト分野5位圏企業に成長する潜在力が大きいと判断するためだ。

斗山関係者は「一部ではテスナの買収価格(4600億ウォン)が高すぎるのではないかという指摘があるが、私たちは半導体エコシステムが持続的に拡大しテスナも成長すると見ている」と強調した。それと共に彼は「テスナを世界的な後工程企業に跳躍させるためにテスト装備、先端パッケージングなどで追加事業進出を検討している」と付け加えた。テスナは5月に1240億ウォンを投資してテスト装備を追加で買い入れ、2024年末に竣工することを目標に新規工場建設も推進している。斗山半導体事業のもう一つの軸としては、斗山電子BGがある。同社は半導体と第5世代通信(5G)用の中核部品であるプリント基板回路基板(PCB)に搭載される電子素材の銅張積層板(CCL)を生産する。国内PCB素材市場で圧倒的な1位の業者がまさに斗山電子だ。
  • イ・ユソプ記者
  • 入力 2022-06-30 17:48:58