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ロッテ製菓、ロッテフードを吸収合併 食品業界2位に浮上


  • ロッテ製菓、ロッテフードを吸収合併 食品業界2位に浮上
  • イ・ヨング代表

ロッテ製菓がロッテフードを吸収合併し両社が1日、公式合併された。これで統合ロッテ製菓(仮称)は、年間売上高が計3兆7000億ウォンあまりに上る韓国で2位規模の総合食品企業になった。

ロッテ製菓によると同日、ロッテ製菓はロッテフードを吸収合併するのに必要なすべての公式手続きを事実上終えた。ロッテ製菓は5日、理事会を開き組織改編、人事など実質的な統合法人運営に必要な意思決定を完了する予定だ。統合法人の代表は既存のロッテ製菓代表理事だったイ・ヨング代表が引き受け、イ・ジンソン前ロッテフード代表はロッテ製菓社内理事として当分、乳製品、家庭向け簡単調理食品(HMR)、乳幼児食などフード事業分野を率いることになる。

営業、マーケティングなど主要経営組織はすでに先月、物理的統合を完了した。これにより、従来のロッテフード傘下の経営組織の役職員たちは、ソウル永登浦区(ヨンドゥンポグ)のロッテ製菓本社に勤務地を移転した。

社名は当分ロッテ製菓をそのまま維持する。ロッテ製菓の関係者は「社名変更案に対しては、まだ検討中の段階」と明らかにした。これにより従来のロッテフード生産工場では、製品別在庫切れ日に合わせてパッケージなどをロッテフードからロッテ製菓に変え製品を出庫する予定だ。一部の製品は1日からロッテ製菓と表記され出荷される。

事業部署も氷菓、Eコマース(EC・電子商取引)、海外事業(グローバル)の3部門は統合運営体制に突入した。特に今回の合併でロッテ製菓の氷菓部門は市場占有率1位に上がることになった。食品産業統計情報システム(FIS)によると、昨年上半期のアイスクリーム市場占有率はロッテ製菓30.6%、ロッテフード14.7%で両社を合わせると約45.2%になる。2020年ヘテアイスクリームを買収し合算占有率1位を記録したピングレ(40.2%)を再びロッテ製菓がリードすることになったのだ。

両社の公式ホームページも7月1日付でロッテ製菓に統合された。ただ、Eコマースはまだ化学的結合を成していない状態だ。ロッテ製菓のホームページからロッテ製菓の自社モールである「ロッテスイートモール」と既存のロッテフード自社モールである「ロッテフードモール」に各々連結される水準にとどまった。ロッテ製菓の関係者は「既存会員の混乱を最小化するための措置」と説明した。

ロッテ製菓は今後、ロッテスイートモールとロッテフードモールを単一化した統合自社モールを発売し、メンバーシップ特典などマーケティングを強化し中長期的にEコマースを成長させる方針だ。5月の臨時株主総会では現在10%未満のオンライン売上比重を2025年までに25%以上に拡大するという具体的な目標も立てた。

今回の合併で両社は原・副材料の共同購買を通じて原価を節減し、統合物流システムを運営して物流費用を節減するなど最近全世界的なインフレ危機克服に相対的に有利な立地になった。また、海外営業網の統合で既存のロッテフード進出国は既存の20か国から70か国に大幅に増えた。代替食品、シルバーフードなど両社が中長期課題として掲げた事業も一層弾みがつく見通しだ。

業界では、複数のB2C(企業と顧客間取引)メガヒットブランドを持つロッテ製菓と多様な商品群とB2B(企業間取引)を中心に成長してきたロッテフードの事業シナジー効果が相当なものだという評価が出ている。実際、最近食品業界ではB2C商品をB2B事業に拡張したり、逆にB2B事業をB2Cに拡張する事例が増えているためだ。
  • 毎日経済 | ソン・ギョンウン記者
  • 入力 2022-07-01 17:31:53