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サムスン・LG、景気後退にも高価OLEDテレビの販売量増加


世界的に景気低迷の懸念が高まりテレビ市場が縮小している中、プレミアムテレビ市場で有機発光ダイオード(OLED)の立地がむしろ強固になっている。市場分析機関は相次いで年初よりOLEDテレビ(有機ELテレビ)販売量の展望値を上方修正している。この速度なら、3年内に高価テレビ市場の半分以上をOLEDテレビが占めるだろうという分析も出ている。

1日、市場調査会社のオムディアによると今年、世界1500ドル以上のプレミアムテレビ出荷量のうちOLEDテレビが占める割合は43.6%と予想される。オムディアは3月末まではOLEDテレビの占有率を38.7%と見通したが、わずか3か月後に4.9%ポイント上方修正した。

2019年まではプレミアム市場でOLEDテレビの占有率は25.7%にとどまった。2020年に初めて30%を超えて以来、昨年は36.5%に増え、今年は初めて40%を超え、存在感をさらに高めるものと予想される。

OLEDテレビの占有率が予想より高くなったのは、昨年まで4つの大きさだけで発売されていたが、今年から42型から97型までラインナップが多様になったためだ。オムディアは2025年にはプレミアム市場でOLEDテレビが過半数を占めるものと予想した。OLEDテレビは4月、累積出荷量2000万台を越えた。今年の出荷量は昨年より20%以上増えた800万台に達するものと予想される。

市場が拡大し、OLEDテレビメーカーもさらに増える見通しだ。これまでOLEDテレビ市場はLG電子が主導してきた。LGのOLEDテレビ出荷量は、初年度の4000台水準から昨年は400万台を超え1000倍以上増えた。証券街では今年、LG電子のOLEDテレビの出荷量が最大500万台まで増えるものと予想している。LG電子は今年第1四半期、全体のOLEDテレビ市場で出荷量基準の占有率62.2%を占めた。

今年からはサムスン電子も、量子ドット(Quantum Dot、QD)ベースのOLEDテレビを北米など海外市場に発売する。今年第1四半期にはOLEDテレビ2600台を出荷した。オムディアが出した報告書にサムスン電子のOLEDテレビ出荷量が含まれたのは2014年第1四半期以後8年ぶりだ。サムスン電子は第1四半期のOLEDテレビ市場で金額基準で0.3%の占有率を記録した。まだ微々たるものだが、業界は下半期からサムスンのOLEDテレビの出荷量が次第に増えるものと予想する。サムスン電子にパネルを供給するサムスンディスプレイのQD-OLEDパネルの年間供給量が100万台前後と明らかになったが、この中の相当数がサムスン電子に供給されると仮定すれば、一気にLG電子とソニーに続く3位業者に上がる可能性が高いという展望が出ている。
  • 毎日経済 | オ・チャンジョン記者
  • 入力 2022-07-01 17:31:38