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過去最高の利益でも銀行の新規採用は年々減少 コロナでデジタル化が加速


韓国で銀行の新規採用規模が年を追うごとに減少している。

10日、金融監督院が提出した資料によると今年に入ってから4月までのKB国民・新韓・ハナ・ウリィ・NH農協など韓国の5大都市銀行の新規採用は632人にとどまった。

銀行の採用数が目に見えて減少する傾向を見せ始めたのは新型コロナウイルス拡散後だ。昨年1年間の5大都市銀行の採用数は1667人で、銀行1か所当たりの新規採用は平均300人程度にしかならなかった。5大都市銀行の新規採用は2018年3474人、2019年2669人、2020年1449人などと年々急減している。

採用は年々減っている反面、毎年過去最高の利益を更新しており、銀行の雇用創出への貢献度が足りないという指摘が提起されている。

金融業界によるとKB・新韓・ハナ・ウリィの4大金融持株会社の今年第2四半期(4月~6月)の当期純利益(支配企業持分純利益基準)の平均合算は計4兆3847億ウォンだ。すでに確定した第1四半期の純益(4兆5951億ウォン)に第2四半期のコンセンサスを加えた上半期の純益は約8兆9798億ウォンで、昨年上半期に記録した過去最大値(8兆904億ウォン)を超える可能性が高い。

銀行側は採用が縮小した最大の理由について新型コロナウイルス拡散以降にデジタル化が加速し、オフライン営業店と人材の必要性が急減したことによるものだと説明する。

インターネットバンキングの1日平均利用金額は70兆6000億ウォン、利用件数は1732万件で、前年比それぞれ19.6%、18.0%増えたものと集計された。

各銀行は営業店を統廃合してコスト削減に乗り出している。金融委員会によると昨年末基準で銀行圏全体の支店数は6094か所で、前年(6405か所)より311か所減少した。
  • 毎日経済 | キム・ヘスン記者
  • 入力 2022-07-10 17:42:07




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