トップ > 数字経済 > 企業 > 「サムスン電子ファウンドリ部門を分社後に米国上場検討を」グループ会社が提案

「サムスン電子ファウンドリ部門を分社後に米国上場検討を」グループ会社が提案


サムスン電子が半導体委託生産(ファウンドリ)事業部を独立させ欧州などに現地工場を建てるべきだという提案を盛り込んだ証券会社の報告書が登場した。アイデアレベルだが、同じサムスングループ所属のサムスン証券が出した報告書という点で注目を集める。

11日、業界によればサムスン証券は8日「地政学のパラダイム変化と産業」というレポートを発刊した。

報告書は特に日本の事例を挙げながら韓国の半導体産業が進む方向を指摘した。サムスン電子を筆頭に韓国が世界での占有率で圧倒的な1位を走っているメモリー部門では、日本のミスを繰り返してはならないと警告した。

報告書は「日本は品質第一主義に陥り効率性と原価節減に気を使えなかったことが敗着」とし、韓国も中国と原価競争力をめぐってメモリー半導体産業の最後の戦いを繰り広げなければならないと展望した。

一方、挑戦者の立場であるファウンドリ事業では、より攻撃的な戦略が必要だと診断した。まず、ファウンドリは顧客との接点が相対的に重要なので、米国に工場を追加で設立するなど積極的な現地化が必要だと注文した。報告書は「特にヨーロッパにファウンドリ工場を設立することも積極的に検討する必要がある」と提案した。

報告書は「SKはインテルのNAND部門を買収した後、米国で上場を試みている」とし「サムスン電子もファウンドリ部門を分社して米国に上場することを考慮してみる価値がある」と提案した。
  • 毎日経済 | オ・チャンジョン記者
  • 入力 2022-07-11 17:09:23




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア