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韓国、期待インフレ率が4.7%で過去最高に


韓国の中央銀行である韓国銀行(韓銀)によると、7月の期待インフレ率は前月比0.8%上昇した4.7%となり、過去最高にまで上昇したことが27日に分かった。

韓銀の徐英京(ソ・ヨンギョン)金融通貨委員は、この日「通貨政策基調変化の背景とリスク要因」を主題に開かれた韓銀特別講演で「消費者物価上昇率が当分のあいだ6%を上回り、第3四半期(7月~9月)にピークを記録した後、徐々に下落するだろう」と見通した。ただ、徐委員は「来年も需要と供給面の圧力が持続し、(物価が)3%以上の高い水準となる見通しだ」とし、「冬季にエネルギー価格が急騰する場合、物価のピークは繰り延べられる可能性がある」と述べた。

過去最高値に跳ね上がった期待インフレ率は問題になる。物価が上がるという期待心理が蔓延すれば賃金上昇を要求する声が大きくなり、上がった賃金が再び物価上昇を刺激する状況が繰り返えされれば物価高の鎮火が一層難しくなるためだ。

今年、賃金上昇によるインフレが続けば来年も4%台の物価高状況が続く可能性は排除できない。

徐委員は物価高の鎮火の必要性について「最近の基準金利の引き上げにもよらず実質長期金利が中立を下回ると推定されるため、当分金利引き上げ基調を継続する必要がある」と指摘した。

問題は最近、韓国経済において消費が経済の主軸に浮上したという点だ。第2四半期の国内総生産は輸出の急減(-3.1%)にもかかわらず、民間消費(3.0%)に支えられ0.7%成長した。急激な金利引き上げが消費萎縮につながれば、景気がさらに悪化する可能性が大きい。韓銀は報告書で「金利上昇による需要鈍化はある程度避けられないと予想される」としながらも「このような費用よりは物価安定のような便益がさらに大きいという点を共に考慮しなければならない」と強調した。
  • 毎日経済 | キム・ジョンファン記者
  • 入力 2022-07-27 17:44:35