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サムスン電子「ファウンドリ・フォルダブルフォンで不景気を乗り切る」


28日、サムスン電子は今年の第2四半期(4月~6月)の売上高が前年同期比21%増の77兆2000億ウォンを記録したと発表した。過去2番目に大きい四半期の売上だ。営業利益は同期間12%増の14兆1000億ウォンを達成した。

業績を牽引したのは半導体部門だ。第2四半期の半導体(DS)部門の売上は28兆5000ウォン、営業利益は9兆9800億ウォンをそれぞれ記録し最高実績を更新した。全世界のデータ業者がサーバーへの投資を着実に増やしていることから、メモリー半導体の需要が堅調だったのが好実績の要因と分析される。ただしサムスン電子は下半期の半導体市場の成長の勢いが当初の予想より弱まっている中で、来年は「非常に」低くなると展望した。

しかし、サムスン電子が力点を置いているファウンドリ事業部に対しては肯定的な展望を示した。2023年平沢(ピョンテク)新規ライン、2024年米国テキサス州テイラーの工場が稼動すれば売上が着実に膨らむという展望だ。また、サムスン電子は世界で初めて量産に入った3ナノゲートオールアラウンド(GAA)工程の第2世代の量産時点を2024年と提示した。業界ではサムスン電子の次世代モバイルアプリケーションプロセッサー(AP)とクアルコムの次世代チップなどが、この工程を通じて生産されるものと見ている。

モバイルと家電を含めたDX部門は、今年第2四半期に売上44兆4600億ウォン、営業利益3兆200億ウォンを記録した。DX部門はプレミアムスマートフォンやエアコンなど季節家電の販売好調により売上が前年同期比22%増加した。一方、営業利益は30%減少した。サムスン電子側は、材料費と物流費の増加、否定的な為替の影響などマクロ経済のイシューによりDX部門の利益が減少したと明らかにした。

スマートフォンを販売するMX事業部は前期比で利益が減少した。今年第2四半期、サムスン電子のスマートフォン、タブレットPCの出荷量はそれぞれ6200万台、700万台と集計された。第1四半期にスマートフォンとタブレットPCが各々7400万台、800万台売れたことと比較すると減少した数字だ。サムスン電子は来月発売予定のフォルダブルフォンの新製品に期待をかけている。

テレビ事業を担当するVD事業部の場合、テレビ市場がオフシーズンに突入し直近四半期より需要が減少した。ディスプレー(SDC)部門はスマートフォンのオフシーズンにも肯定的な為替効果などで堅調な実績を達成した。特に先月、液晶表示装置(LCD)事業を公式終了し有機発光ダイオード(OLED)ラインナップを拡大したのが業績改善につながったものと分析される。
  • 毎日経済新聞 │ チョン・ユジョン記者
  • 入力 2022-07-28 17:44:34