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「香水も時計もデパートの方が安いです」韓国人のいない免税店


ジョーマローン(JO MALONE)の 香水(イングリッシュペアー&フリージアコロン)50ミリリットルは韓国国内正式販売価格が10万7000ウォンだが、免税店価格は10万8552ウォンだ。ハミルトン(HAMILTON)の腕時計(カーキ フィールド メカニカル)は国内販売が69万ウォンに比べて免税店価格は3万ウォン以上高い72万3684ウォンだ。バブアー(Barbour)のジャケット(アナンデールキルト)も国内正式販売価格に比べて免税店価格が2万ウォン以上高い。免税品はドル基準で販売されるため為替レートが上がれば、それだけ販売価格が上がる結果につながる。ドル高がさらに進むだろうという見方が多いことも、ほとんどクレジットカードで決済する免税店の消費者としては負担になる部分だ。来月の決済日のウォン価格変動によって免税店で購入した製品価格がさらに高くなる可能性もあるためだ。

ドル高による国別通貨価値の変動は、海外の商品を直接購入する人々の消費パターンも変えている。ドル高の影響で米国の商品を直接購入する額は減る一方、日本、中国、東南アジアなどを通じて商品を直接購入する額は増えている。統計庁によると今年第2四半期に海外商品を直接購入した金額は1兆3201億ウォンを記録した。昨年第4四半期に1兆5902億ウォンを記録した後、第1四半期の1兆3714億ウォンに続き2四半期連続で減少傾向を示した。特に米国を通じた直接購入金額が第1四半期の5543億ウォンから第2四半期には5123億ウォンへと7.6%減少した。

その反面、日本と中国から直接購入した物品の金額は増えた。円安が続いている日本で、直接購入に乗り出す消費者が増えている。第1四半期929億ウォンだった日本を通じた直接購入金額は第2四半期1038億ウォンを記録し前四半期対比11.7%増加した。

今年初めに1030ウォン台だった100円当たりのウォン相場は、6月に4年6か月ぶりに最も高い930ウォン台まで上昇した。 同期間、中国と東南アジアを通じた直接購入金額もそれぞれ前期比7.2%、7.4%増の3524億ウォン、216億ウォンを記録した。
  • 毎日経済 | カン・ミンホ記者
  • 入力 2022-09-18 17:53:34




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