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台湾人に好評の韓国の炭酸飲料 800%急成長の秘訣は?


  • 台湾人に好評の韓国の炭酸飲料 800%急成長の秘訣は?
  • 台湾コストコ桃園店でミルキスを購入する消費者。[写真提供=ロッテ七星飲料]

ロッテ七星飲料は今年1~8月、台湾でミルキスの販売本数が前年同期比約810%成長し、1000万本(250ミリリットル基準)を超えたと19日に明らかにした。2020年下半期に台湾に進出して以来、約3年ぶりのことだ。当時、20万本のミルキスを輸出し2021年には230万本を記録した。今年は1500万本以上を輸出するものと予想される。年末になると、約2400万人の台湾人口のうち半分以上がミルキスを飲んだことになるわけだ。

ロッテ七星飲料は「飲食品は単価が低いという特性を勘案して、単一ブランドでは年間売上100億ウォン達成をヒット商品の基準とする」として「海外でミルキス250ミリリットル缶1本が約1000ウォンで販売されているので1000万本の販売は約100億ウォンの売上達成と見られる」と説明した。

ミルキスの年間販売本数が1000万本を超えた国は、ロシア、中国、米国に次いで台湾が4番目だ。ロシアの場合、寒い極東地方を中心に販売が拡大し1990年代初めに初めて年間1000万本を突破した。

中国での人気は韓国の商品に対する好感度が大きな役割を果たした。2015年に初めて1000万本を達成し昨年の販売本数は2500万本に達する。

米国ではアジアンマートを通じてアジアン系の人々から人気を得ており、2020年に1000万本以上が販売された。

ロッテ七星飲料はミルキスの販売に成功した理由として「差別化された味」を挙げている。全世界の飲料市場の中で最も規模が大きい炭酸カテゴリーは、大きくコーラと非コーラに分けられるが、非コーラカテゴリーの中でミルク味の炭酸飲料は全世界の消費者に馴染みがないからだ。
  • 毎日経済 | チン・ヨンファ記者
  • 入力 2022-09-19 17:30:24




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