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大宇造船海洋、21年の漂流を経てハンファグループに売却


  • 大宇造船海洋、21年の漂流を経てハンファグループに売却
  • 産業銀行の姜錫勳(カン・ソクフン)会長が26日、ソウル汝矣島(ヨイド)の産業銀行本店で開かれた大宇造船海洋の売却関連記者懇談会で立場を明らかにしている。 [ハン・ジュヒョン記者]

大宇造船海洋が21年という至難の売却作業の末、ハンファグループに売却される。売却価格は2兆ウォンで、2009年にハンファグループが買収を試みた当時の価格である6兆3000億ウォンの3分の1水準だ。

大宇造船とハンファグループは26日、2兆ウォン規模の第三者割当増資に対する投資合意書(MOU)を締結した。買収が確定すればハンファグループは49.3%を確保して筆頭株主になり、産業銀行は28.2%で第2位の大株主になる。大株主のKDB産業銀行は「安値売却」物議を避けるため、より良い投資条件を提示する買収者を探す「ストーキングホース」方式で売却する計画だ。ハンファ側は優先交渉者として投資優先権を行使できるが、最終投資家は競争入札手続きを経て確定される。産業銀行は遅くとも来年上半期までには契約を終える方針だ。

産業銀行と韓国輸出入銀行は大宇造船の経営正常化に向け、ほかの債権団の協力を得て融資をはじめとする従来の金融支援策を5年間延長する計画だと明らかにした。

大宇造船が新しいオーナーを迎えることになれば国内造船業界の「3強構図」がより一層強固になるものと予想される。これまで大宇造船は世界最高水準の技術力にも「主人のいない会社」という烙印のため船社との価格交渉で、まともに声を出すことができず結局低価格受注でビッグ3間の過当競争を誘導したという評価を受けてきた。
  • 毎日経済 | シン・チャンオク記者/ハン・ウラム記者
  • 入力 2022-09-26 17:54:29




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