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4年目30代主婦、子どもが幼稚園に行った間に近所の母親たちと・・・


結婚4年目主婦キム・ソンヒ(37・女・仮名)氏は、同じアパート団地の近所の母親たちとインターネット募集広告を見て、家電新製品実験テスト場を訪れた。

家電市場の「大きな手」おばさんたちの財布を開くため、家電業界が体験マーケティングをする所だ。

主婦たちから製品の認定を受けてこそ「口コミ」で拡散され、売上にも連結される可能性が高いという判断からだ。

このように最近、流通業界で製品の特性を証明し、消費者の信頼度を確保する道具として実験を積極的に活用しており話題だ。消費者に自体的に実施した実験過程を公開し、製品の特徴を証明するいわゆる「実験マーケティング」が人気を呼んでいる。

何より実験マーケティングは最近、誇大広告に飽き飽きしている消費者が増加したことにより、企業で製品とブランドに対する信頼度を高めるためのマーケティング戦略で、キムチ冷蔵庫、化粧品など多様な分野で活用され注目を受けている。

  • 4年目30代主婦、子どもが幼稚園に行った間に近所の母親たちと・・・
  • LG電子は、キムチ冷蔵庫実験マーケティングを通じ確実な効果をみている。 [写真提供=LG電子]

31日、流通業界によると、LG電子はディオスキムチ冷蔵庫の強化された乳酸菌アルゴリズム技術を、信頼度をもって消費者に伝達するため「実験」というツールを積極的に活用している。

ジョンガジン研究所とともにキムチの味を左右する乳酸菌生成を確認できる方法として「キムチが熟成する時音が出る」という俗説検証のため、これまで進行されたことのない新しい実験を試みたものだ。

実験のため、作ったばかりのキムチを新製品LG「ディオスキムチポンポン」キムチ冷蔵庫に保管し、合計14個のピンマイクを設置し、音を録音した。白菜の葉の間、株と株の間にマイクを置き、7日間録音を進行し変化推移を観察した。

キムチ乳酸菌は、キムチ固有の独特な味を出す様々な物質を作り出すが、この過程で炭酸とともに音が発生する。よって音が多く出ることは乳酸発酵が多く起こっていることを傍証し、結果的にキムチの味が良くなる。

実験3日目から全てのキムチから「ポン」という音が聞こえ始めた。4日目から乳酸菌の音がすっかり活発になり、7日目まで音が持続した。LG電子は、今回の実験を通じて4段階の乳酸菌管理機能として乳酸菌生成アルゴリズムを最適化した「ディオスキムチポンポン」の優秀性を立証した。

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  • サジョヘピョは張力テストを通じてオープナーの安全性を立証した。[写真提供=OPQR]

総合食品専門企業サジョヘピョが掲示した「サジョツナ安心オープナー」ユーチューブ実験映像は、掲示約1か月後にオンライン照会数合計200万件を突破した。この実験映像は、サジョツナ安心オープナーが他の鋼鉄オープナーに比べ安全であるということを強調するためのもの。

映像は、張力テスト機で既存の鋼鉄オープナーを抜く時加わる力を推定し、その結果が8.2㎏だということを先に見せ、次にサジョツナ安心オープナーを抜く時は、その結果が2.7㎏だということを見せてくれる。

既存のサジョツナの蓋を開ける時、既存の鋼鉄オープナー方式の缶に比べ、抜く力が3分の1しかかからず、さらに安全だということを実験結果を通して立証したもの。

この実験映像を通じ、消費者は直接サジョツナ安心オープナーを使用してみなくても安全性を信頼できるようになった。一方、国内ツナ缶製品のうち唯一安心オープナー方式を適用したサジョは、今回の実験マーケティングを通じ、関連製品の売上が30%以上増加した。

SK2は、ポップアップストアであるピテラハウスで抗酸化実験映像を消費者に公開した。この映像は、SK2のピテラエッセンスの抗酸化効果を証明するために試験管に他社ブランドのエッセンスと水、ピテラエッセンスを入れ、効能を比較する実験だ。

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  • SK2抗酸化効果実験を通じ、化粧品性能改善を立証、消費者に信頼を与えている。[写真提供=OPQR]

抗酸化物質は、皮膚老化ならびにしわ抑制に効果があり、今回の実験で他ブランドより老化防止に効果的なSK2ピテラエッセンスの性能を浮上させた。

抗酸化物質に出会うと透明に変化する青色の酸化剤をそれぞれの試験管に同一に入れると、SK2製品が透明に変わることを目で確認することができる。反面、他の試験管溶液では青色で色の変化がなく、他の製品とは差別化されたSK2の抗酸化効果を消費者が認知できるようにした。

業界関係者は「最近、誇大広告を信頼しない消費者が増えながら、企業が直接製品の性能を立証する実験マーケティングを繰り広げている」とし「今後も製品のブランドと性能に対する信頼度を高めるための新しいツールとして実験が多く活用されるだろうと見通す」と話した。
  • 毎日経済_イ・サンギョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-12-31 10:22:45




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