トップ > 数字経済 > 経済 > 韓国で非正規職が600万人を超える、2002年の調査後初…青年・高齢者急増

韓国で非正規職が600万人を超える、2002年の調査後初…青年・高齢者急増


  • 韓国で非正規職が600万人を超える、2002年の調査後初…青年・高齢者急増
  • < 勤労形態現況 *単位=千人 >

非正規労働者の数が初めて600万人を超えた。特に青年と高齢者の非正規職の数が、明確な増加傾向を見せた。非正規職労働者らは賃金上昇率と社会保険の加入率など、労働福祉面での処遇が悪化していることが分かった。統計庁が28日に発表した「経済活動人口調査勤労形態別付加調査結果」によると、今年8月時点の非正規労働者は607万7000人で、1年前より13万1000人(2.2%)増加した。

非正規労働者が600万人を超えたことは、2002年に関連する調査を開始以来今回が初めてだ。しかし全体労働者の数が急速に増え、全体の賃金労働者のうちの非正規労働者の割合は32.4%で、前年同月より0.2%ポイント低くなった。

年齢別では10・20代の青年層と60代以上の高齢者が、非正規職の増加を主導した。今年8月、60代の非正規職労働者は1年前より11万8000人(11.1%)増加し、急激に増えた。20代も5万9000人(5.8%)、10代は7000人(4.2%)増加した。隠退後にも劣悪な条件の仕事で労働している高齢者層と、雇用の不安定な仕事で社会進出を始める青年が増えているという話だ。非正規労働者の賃金上昇率と労働時間・社会保険加入などの処遇は継続して悪化している。

今年6月から8月までの正規職労働者の月平均賃金は260万4000ウォンで、1年前に比べて2.3%増加したことに対し、非正規職は145万3000ウォンで1.8%の増加にとどまった。最近の1年間、正社員の賃金上昇率が非正規職を追い越して、その格差がさらに拡大したものだ。国民年金などの社会保険の面でも、非正規職の処遇はさらに劣悪になった。
  • 毎日経済_チョン・ボムヂュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-10-28 17:29:58




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア