サムスンSDS、競争率130対1を超え、申込み証拠金15兆ウォン

李在鎔サムスン電子副会長、公募価格基準1兆6000億ウォンの評価差益 

今年の「最大魚」と評価されるサムスンSDSの公募株申込に15兆ウォンほどの市中資金が押し寄せて、申込熱気が熱くほてった。二日間行われた申込みで、締切日である6日に上場主幹事の韓国投資証券が、今回の公募株の申込みを受けつける証券会社5社の申込状況を集計した結果、午後3時現在で一般投資家の公募量121万9921株の募集に対して1億5800万株の申込みがなされた。競争率は平均130対1で、申込み証拠金は15兆ウォン内外と集計された。

これまでの申込み証拠金基準での公募株の史上最高記録は、2010年5月に上場した三星生命がうち立てた19兆8000億ウォンだ。当時の競争率は40.06対1だ。大型公募株のうち、競争率では2006年2月に未来アセット証券が立てた293対1が最高記録だ。

株式市場の専門家は、場外市場の価格に比べて相対的に低い公募価格、モノのインターネット(IoT)など成長性の高い事業への進出可能性、SK C&Cの株価上昇の事例に対する学習効果などを興行人気の理由として挙げる。来る14日、有価証券市場で取引開始されるSDSの株価は、公募価格の19万ウォン以上に上昇すると予想される。最近、金融投資協会が運営する店頭市場のK-OTC市場で、サムスンSDSの株価は34万~38万ウォンで取り引きされた。証券会社はサムスンSDSの適正株価を35万~50万ウォンで提示している。

サムスンSDSの上場で李在鎔(イ・ヂェヨン)サムスン電子副会長は、公募価格基準で1兆6000億ウォンの評価差益を得ることになった。李富真(イ・ブヂン)ホテル新羅社長と李敍顕(イ・ソヒョン)第一毛織社長は、それぞれ5520億ウォンの評価差益を得る。李鶴洙(イ・ハクス)前サムスン電子副会長と金仁宙(キム・インヂュ)サムスン先物社長らもそれぞれ5622億ウォンと2418億ウォンの差益を得ることになった。

一方、来月10~11日にはサムスングループの支配構造の最上段にある第一毛織(旧三星エバーランド)の公募申込が予定されている。新株(1000万株)と旧株(1874万9950株)を合わせた全体公募量2874万9950株のうち、「ウリ社主組合」に20%が優先配分される。残りの量を機関投資家(50%)、ハイリスク・ハイリターンの投資信託(10%)が分け持って、一般投資家の割り当て量は20%だ。
  • 毎日経済_チョ・シヨン記者/ユン・ヂェオン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-11-06 17:36:21