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ソーシャルコマース時代、不況でも使うものは使う「クーテク族」


  • ソーシャルコマース時代、不況でも使うものは使う「クーテク族」
不況による合理的消費拡散とデジタル機器の普及が一つの地点で出合い、クーテク族という新消費層が量産された。クーポンと財テクが合わさったクーテクは、ソーシャルコマースとスマートフォンが大衆化しながら、全年齢層で不況型消費形態として定着している。

あるソーシャルコマース関係者は「モバイル中のクーポンを通し価格割引、ポイント積立、さらに無料商品までもらうことができ、クーテクが不況による一時的現象に留まらず、今後もさらに拡散されるだろう」と話した。とくに、ソーシャルコマースがショッピングパラダイムを揺るがす強力な流通業に発展しながら、クーテク族の行動半径がさらに広がり、このような予測に力づけられている。

地域基盤の飲食店、カフェ、割引クーポン及び百貨店、マートなどで使用可能な商品券までソーシャルコマースはできる限り全てのものをモバイルで簡便に使用できるようクーポン化した。

これにソーシャルコマース業界は、競争的に協力社との戦略的提携を結び「0ウォンクーポン」を打ち出すなど、破格的な提案でクーポンの価値を高めるのに集中している。そのうえ現金型、割引型、貯蓄型などモバイルクーポンの活用法も多様になっている。

◆ 買い物はもちろんアパート管理費まで万能型クーテク族

実状、クーテク族の主消費層は堅実型主婦だ。このようなスマート型主婦は、各種情報を主婦カフェなどで共有が可能で、口コミが速くどこで販売するクーポンがどのような方面で経済的利得をもらえるのか素早く共有する。とくに、主婦クーテク族に一番人気のあるクーポンは、百貨店商品券、アウトレット利用券のような現金のように万能に使える商品だ。

また、クーポンは使用できる実際金額より安い価格で購入することができ、現金のように自由に使うことができるのが長所だ。そのうえ、モバイルクーポンは該当場所だけでなく、多様な所で使用できるということが堅実主婦の消費を図っている。

◆ いつどこでも賢くデート「準備型」クーテク族

全国各地に支店を保有している大型フランチャイズクーポンを事前に購入しておいて、デート、集まりなどで消費額を減らそうとするクーテク族もいる。少ない金額の消費をするときも割引恵沢を逃さないスマート消費方式の一種だ。このようなクーテク族は、消費を事前に備える特性上、いつどこでも現金と複合決済が可能で、特定商品と交換できる形態のクーポンを主に購入する傾向がある。

◆ 無料だから負担なく購入する「貯蓄型」クーテク族

最近、各業者ごとに溢れ出ている新種クーポンのうち一つは「0ウォン」で各種恵沢を享受できるという無料モバイルクーポンだ。主に企業提携を通じて運営される形態で、該当業者が新製品を多量サンプリングしたり、割引クーポン提供を通じ、オフライン販売を誘導するための戦略として活用されている。

実状、既存に普遍化された広告より売上効果が優れるというのが業界の肯定的な評価だ。消費者の立場では実際、決済過程を経ないため、無料恵沢受けるという認識が強く、すぐに必要でなくとも無条件クーポンをもらって貯蓄しておき、後に使用しようとする傾向が大きい。

また、商品を供給する業者側でも効果的に多数へサンプルや割引クーポンを提供し、広告効果はもちろん追加消費を誘導することができ、ソーシャルコマース側では「0ウォンクーポン」という無料カテゴリを多様化しながら、消費者に倍加される恵沢を与えることができ、ウィンウィン効果を見ているわけだ。

これにより、各業界が多様なモバイルクーポンで消費を誘導するなか、クーテク族は適当なクーポン活用で堅実な消費を、企業は消費者の財布を開かせるクーポンを提供、2014年には長期間浸透している内需市場不景気を打ち破ることができるか注目される。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者/写真=photopark.com
  • 入力 2014-01-08 16:29:38




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