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数字経済 > 経済 > 名門長寿企業、経営30年で2世も10年超えてこそ
国内の中小・中堅企業が「名門長寿企業」として認められるためには、家業を30年以上受け継いできて、家業継承を受けた2世も10年以上経営しなければならない。また、最近5年間の売り上げ額増加率が業界平均以上であり、雇用増加率を110%以上維持するなど、経済的・社会的寄与がなければならない。
中小企業庁は20日、国会図書館で公聴会を開き、このような内容を盛り込んだ「名門長寿企業確認のための具体的基準」を発表した。
基準案によると、名門長寿企業は中小企業と中堅企業のうち経済的寄与、社会的寄与、家業経営期間、働き口創出などを総合的に評価して選定する。ただし関連法令状、小商工人は除外される。経済的寄与としては、最近3年間、雇用増加率が110%を超えなければならず、売り上げ額・有形資産増加率も5年間、業種平均以上を維持しなければならない。社会的寄与としては、最近3年間、法規違反があってはならない。