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冬の寒波の両極化した反応、患者続出vs衣料業界の揺れ


冬季の寒波によって市民と業界の両極化された反応が現れている。寒波のために皮膚疾患やストレスに苦しむ彼らが大きく増加している一方、冬季の書き入れ時を迎えた衣料業界は本格的に顧客集めに乗り出した。

◆ 寒冷疾患者の急増、寒さにぶるぶる震える市民たち

今年の冬、頻繁な大雪と寒波のために病院を訪れる患者が急速に増加している。保健福祉部疾病管理本部は、先月全国の440あまりの緊急医療機関を対象に実施した「寒波による寒冷疾患の監視体系」を運営した結果、寒冷疾患者が合計113人発生したと明らかにした。男性患者が女性よりも3.2倍多く、65歳以上で最も多くの患者が発生した。

このように、寒い季節に荒れて裂ける皮膚で病院を訪れる人々が急増しており、電気カーペットなどの暖房機の使用で低温やけどに苦しむ患者数も急増している。また、氷の道路の転倒事故による負傷者も続出している実情だ。

しかし、頻繁な気温の変化で暖房用品を使用している人々が多く、皮膚の乾燥症はさらに酷くなるしかなく、今年は記録的な寒波が予告され被害はさらに増加するものとみられる。特に気象庁が今年2月上旬までは、寒く乾燥した日が多いだろうと予報することによって、老人、小児、慢性疾患者、ホームレスなどの集中健康管理が要求される状況だ。

◆ うれしい強い寒さ、アウトドアおよび防寒用品の売上高急増

きびしい寒波にアウトドア衣料および防寒用品の売上高が急増している。実際にオン・オフラインで販売されている男性用防寒ブーツの売上高は、昨年の冬に比べて2〜4倍増加した。

大型マートもやはり手袋、マフラー売上が平均3.36%上がった。品目別にブーツ2.23%、肌着2.8%、手袋4.5%、マフラー3.9%伸張した。特に寒波が強まる今月から本格的な書き入れ時が始まることを期待している。

一方、寒い天気に百貨店もやはり上昇の勢いを見せている。現代百貨店は寒さが本格的に始まった昨年11月からカナダグースなどのプレミアムパディングの売上高が前年同期比118%ほど上がったと明らかにした。

また、手袋、マフラーなどの雑貨類の売上高は21%上昇し、女性と男性のアウターはそれぞれ15.6%、13.2%伸張した。アウトドアパディングはやはり36%売上が増加した。

現代百貨店の関係者は「今年の冬はとりわけ寒いことと予想されながら、ブランドごとにダウンパディングの物量を平均30%以上増やした」とし、「アウトドアブランドの新商品割引イベントまで加わってパディング販売が急増した」と説明した。

このように、気温が下がるほど消費は増加する現象が著しく現れている。特に1〜2月の寒さが絶頂に達するものと見通され、寒波に対する業界と消費者たちの反応が両極化されている。
  • MKファッション_パク・シウン記者
  • 入力 2014-01-10 15:42:20




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