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数字経済 > マーケティング > モビエンス、Rivo開発… 視覚障害者もスマートフォン使います!
スマートフォン世代に疎外された視覚障害者達のためのモバイル補助機器が出て、良い評価を得ている。
デジタル装備企業であるモビエンスは、今月初め国連本部にスマート機器を視覚障碍者が使用できるようにする情報通信補助機器を納品したと明らかにした。
「リボ(Rivo)」という名前のついたこの商品は、クレジットカードの大きさに4行5列のボタンで構成され、無線ブルートゥースキーボードで、アイフォン・アイパッドと連動して使用される。これを活用すれば電話送受信から文字メッセージを入力、SNS活用など多様なスマートフォン機能を、画面を見なくても使用することができる。
リボはアップルが開発しアイフォンなどに搭載したボイスオーバー機能を活用した。ボイスオーバーは画面から見える内容を全て音声で読み上げ、画面を見ることができない視覚障害者がスマートフォンを利用することができるようにしてくれる。
リボのアン・ジェウ代表は「ボイスオーバー機能を活用するためには、キーボードという補助手段が必要だ」とし、「視覚障害者が便利に携帯しながら使えるようにスモールクォティキーボード(smallQWERTY Keyboard)を開発した」と述べた。
リボ製品を実際に活用するハンビット盲学校のジョン・ウイソク先生は「文字メッセージを読んで答え、新聞と数多くの本を読んで検索することができるようになった」とし、「最近ではフェイスブックを通じて世界の友達と疎通している」と述べた。