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ロッテフード、旧正月のギフトセットからサケ缶に挑戦

今年は1千億のサケ缶市場 

  • ロッテフード、旧正月のギフトセットからサケ缶に挑戦
  • < サケ缶の市場規模 *資料=CJ第一製糖・東遠 >

食品市場の「ホットアイテム」として浮上したサケ缶市場に、ロッテグループも新規参入を推進中だ。

業界によると12日、ロッテフードは今回の旧正月ギフトセット用にサケ缶を初めて試作して、テストマーケティングに乗り出すことにした。ロッテ「エンネイチャー(enNature)」サケ缶ブランドで発売する正月ギフトは、合計14万缶で約5億ウォンだ。 CJ第一製糖が今回の旧正月用に準備したサケ缶は400万缶、110億ウォン分であることを勘案すればまだ微々たる量だ。しかし、ロッテフードも今回のギフトセットの反応がよければ、本格的に量産体制に入るという戦略だ。この場合、今年は1000億ウォン前後の急成長が予想されるサケ缶市場をめぐり、既存のCJ第一製糖、ドンウォン(東遠)、サジョ(思潮)産業に続いてロッテまで、激しい4すくみが繰り広げられる見通しだ。

ロッテフードは看板級の「ロスパム」がCJ第一製糖の「スパム」やドンウォンの「リチャム」に押されている状況から、別の突破口を模索していると伝えられた。ロッテフードの関係者は、「旧正月とお盆のギフトセット市場はあまりにも大きいが、競合他社に押される感があった」とし、「最近、サケ缶があまりにも人気なので、いったん旧正月の直前に試作して、セット品を取り揃えることにした」と説明した。サケ缶市場の規模は昨年の時点で650億ウォン台と、まだあまり大きい方ではない。最も大きなツナ缶市場は年4500億ウォンの線であることと比較すると、まだダークホースの水準だ。しかし、食品メーカーが先を争ってサケ缶市場に積極的な動きを見せるのは収益性のためだ。あるメーカーの関係者は、「サケが持っている健康で高級なイメージ自体もブランドに役立つし、基本的には収益性も他の缶詰に比べてはるかに良い」と説明した。実際にCJ第一製糖やドンウォンでも、サケ缶の収益率は全体の製品群の中でも上位だと伝えられた。マグロに集中していたサジョもまた、競合他社に比べて低価格を武器に、サケ缶事業に積極的に乗り出しているところだ。

さらにここへロッテフードまで加わって4すくみになると、市場成長の速度はさらに早くなる見通しだ。業界では、いったん今年のサケ缶市場は1000億ウォンまで拡大すると見ている。2013年に比べるとほぼ30%以上、市場が大きくなるわけだ。数年以内にはツナ缶市場(4500億ウォン)に比べて3分の1水準の、1500億ウォン台まで成長するとにらんでいる。

ロッテフードの場合、CJ第一製糖やドンウォンやサジョとは異なり、グループがロッテマートという流通チャネルを持っているという大きな強みがある。

業界では「流通網があるのとないのとでは天と地の差」と言うほどだ。実際に、昨年からイーマートが独自ブランド(PB)商品としてサケ缶を発売して販売を開始したが、特に多くの宣伝を行わなくても反応はかなり良い方だ。

業界関係者は、「2013年に初めてサケ缶市場が形成された時、CJ第一製糖とドンウォンが‘色素’論争を行って攻防戦を繰り広げたほど、この市場は放棄できない市場」だとし、「絶対人口の減少など、食品業界に否定的な要因が多い状況で、ウェルビーンと高級食材のイメージがあるサケの方は、市場はむしろ大きくなると思う」と展望した。
  • 毎日経済_パク・イネ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2015-01-13 04:01:04